北京:一日6時間の通勤をする人たち
大気汚染の原因の一つと言われる車、北京は渋滞もひどいです。基本的に通勤時間帯はほぼ渋滞にはまると思っていた方が良いかと。空港に向かう時に車で行く場合にもかなり余裕を持って出るようにしています。
超が付くお金持ちが益々多くなっている中国ですが、北京市内は渋滞だけじゃなく、家賃もマンションや家の価格もほんとに高騰していて、市内ではなくて、もっと家が安い遠いエリアに家を買って、そこから市内に通っている人が多いそうです。
外国人の私からしても、実感として北京の家賃は東京よりも高いと思います。そして、お得な物件なんてのを見つけるのがほぼ無理なんではないかと思えます。
家探ししてる方にはこちらを: 北京(中国)で(安い)アパート探し - でこぼこ北京ブログ
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この動画では数百人、数千人の人が通勤で往復6時間もかかるような場所から通っていると。毎日、子どもと過ごす時間が短いと。
動画で例が出てたのは燕郊ってところでした。
片道約3時間、一日計6時間バスや電車に乗って通勤とは、田舎ものな私はちょっと考えられない世界です。
ネットで日本の通勤について見てみると、東京は1時間〜1時間40分位が平均というところのよう。それで往復だから、6時間には到底及びません。日本で新幹線通勤している方はいますが、バスや普通電車でそこまで長い通勤、通学をしている人はいないのではないかと思います。やっぱり中国の生活は庶民には厳しいですね。。。
また市内でも100万程の人が地下に住んでいるとも言われており、本当に中国は格差が広がっています。
トリップアドバイザーのレビューでANAマイルを貯める
旅行に行く際にトリップアドバイザーで口コミを参考にするという方が多いはず。トリップアドバイザーで観光地、ホテルやレストランの口コミを書くとANAのマイルが貯められます。
続きを読む北京のホテル 現役在住者が送るエリア別、目的別のおすすめ 実際に泊まった感想
北京にてどのエリアに泊まる・住むべきか。北京の外れに住み、ちょこちょこ中心部に泊まりに行っている私が解説します!
まず、北京は広いですが一応地下鉄も発達しており、タクシーも安いので(時間がある方は)ここじゃなければいけないっていうところはないとも思います。
一般的に高級ホテルは日本より安いので、観光の場合には特にいつもよりちょっと豪華なホテルに泊まるというのもありかと。
ただ渋滞がひどいので、仕事で来ている場合には、用事がある場所の近くに泊まるのが無難かと。
また地下鉄では不便なところもあるので、滴滴アプリ(中国のUber的な配車アプリ)を念のため入れておくと便利だと思います。
北京の行政区
北京と一言で言っても広いのです。広すぎるという感じ。上海との比較はこちらの記事もどうぞ。
上海よりも随分広いんです。
区に分けるとこんな感じです。
観光であっても、住む場合にも基本的に行くのはこのブルーというかラベンダー色?とピンク色みたいな中心の区のみがほとんどだと思います。
その他の緑と黄色っぽいところは行かれる方はあまりいないのではないかと。
駐在や出張で北京に住む方のほとんどは朝陽区に滞在/住むことになると思います。学校が多いので留学生は海淀区が多いと思います。
中心部の天安門があるあたりが東城区、そしてそこを分けてすぐ左側が西城区です。東城、西城区は古い街並みが残っていたりする場所もあり、胡同と呼ばれる細い路地、伝統的な家屋がある場所も。
ちなみに地下鉄もどんどん伸びている&安いのでぜひ観光時に利用してみてください。
ただ通勤時間中の利用は混み合うのでオススメしません。
地下鉄路線図だとこのウェブサイトが見やすいかと。
ExploreBeijing | 北京地铁地图 | 北京轨道交通图 | ExploreBeijing
朝陽区(チャオヤン)
朝陽区の場所にもよりますが、中心部であればタクシーで行くとなると空港からは渋滞なしであれば1時間はかからないですが、混み合う時間帯(混む時間多いです)は空港エクスプレスの方が無難かと。
三元橋と東直門に止まります。(ちなみにこっそり空港も朝陽区なんですが)
日本の田舎出身の私はびっくりしましたが、普通の土日の昼間に中心部から空港まで(約30km)行くのに途中高速を使ってもタクシーで2時間かかったりすることがあります。
また北京では国レベルの重要な会議が開かれる際に、一部道路が封鎖されて使えなくなるなんてことも。。。
朝陽区、地図ではそんなに大きくないように見えますが、実際にはかなり大きいので、区内で移動するのも時間がかかります。Wikiによると朝陽区は470.8km²、東京都23区は23区全部で619 km²です。
写真は泊まった事があるホテルも、自分の写真はしょぼすぎるため公式サイトからお借りしてます。
北京の今を知りたいなら三里屯
三里屯は地下鉄だと10号線の団結湖、2号線の東四十条の間あたりにあります。
観光で泊まる場合にはお薦めはやはり三里屯が一番北京の今を感じられる場所ではないかと思います。
ここは日本で言うと渋谷?六本木?みたいな感じでしょうか。
若い人が沢山いて、外国人も沢山いるし、バーもレストランも山ほどあります。
日本でどれだけ知っている方がおられるかは微妙なあたりですが、アイコニックなユニクロが入っている太古里ビルがあるところあたりです。
夜遅くまで人通りが多いので、夜一人で出歩いても危険を感じることはないと思います。
三里屯は外国人が多いので、お店も外国人慣れしていて英語だけで生きていくことも可能なエリアだと思います。
以前はここにイトーヨーカ堂もあったのですが閉店してしまって残念です。でもその他、コンビニもスーパーもあるので買い物も特に不便はないかと思います。
ヒルトン系。建物の外観が特徴的で、お部屋もおしゃれな印象。高いだけあってレビューも良く、全室バスタブが付いているようです。泊まった感想はぼちぼちという感じでした。立地は良いと思います。
2016年に三里屯ど真ん中に出来た新しいホテル。三里屯を拠点として動くなら抜群なロケーションです。こちらも全室バスタブの記載あり。
ここはデザイナーズホテルで、レビューではホスピタリティに溢れているという印象。ペットも連れていける数少ないホテル。
入ってるレストランも評価高し。日本の建築家 隈研吾さんという方が設計されているので、日本を感じられる建物です。
写真がちょっと古い感じではありますが。。。
↓レビュー書いてます。ロケーションはそこそこで、かなり安いです。 朝食は結構充実していて、立地と朝食を重視する方向けかと。
バスタブはありますが、浅くてゆっくり入れるタイプではないです。
値段についてはスイソテルと結構良い勝負な感じですが、もしスイソテルが高い日、もしくはビール好きで北京のクラフトビールを試したいという方、そして安心の国際ブランドではあるが、安く泊まれるのはここです。シャワーのみですが、朝食付きです。
立地は、インターコンチネンタルホテルが一番良いように思いますが、その他も三里屯付近はお店も多いので歩くのは苦にならないと思います。
安さで言えばやはりホリデイインエクススプレスかスイソテルです。ちょっと違った感じのホテルに泊まりたいという方はオポジットホテルを選択でしょうか。
日本人が多く住む亮馬橋/新源里
地下鉄10号線亮馬橋周辺のエリアは、日本人の方が多く住み、日本人向けのレストラン、お店、アパートが集まっています。
また大使館が多く集まるエリアであり、日本大使館もここにあります。朝陽公園という大きな公園があるあたりです。
日本語が通じるお店もあります。外国人も多く住んでいます。日本人が住むエリアとしてはここらへんが北京内では一番便利だと思います。
藍色港湾(英語ではソラナ)という大きいショッピングモールもあり、ここにユニクロ、Gap、Zara、映画館、多数のレストランやスーパーが入っているのでここ一つでほとんどの用事が済んでしまうと思います。
季節毎にバブリーな感じのイルミネーションやデコレーションが見られます。
Solana Shining Lights Festival kick off in Beijing - eBeijing.gov.cn
超有名ブランドなので安心感があるかと。日本大使館を始めとして、アメリカ、フランス等の大使館エリアにも近いです。レビューも良し。全室バスタブの記載もあり。
ここのデリは北京ではかなり人気があります。ホテルも大きくて、川沿いにあるので天気/空気の良い日は景観も良いです。
日本人が多く住んでいるアパートの近くにあります。写真で見る限り、浅そうではありますがバスタブもあり。
こちらもマリオット系列。残念ながら私はまだ泊まったことがないのですがレビューもまぁまぁ良さげで、朝食が豊富だという記載が多いようです。
ウエスティンホテルと言えば、寝心地抜群のヘブンリーベッドが思い浮かびます。バスタブも記載あり。
ウェスティンホテル、フォーシーズンズホテルよりは安めで、こちらも有名どころのマリオットホテル。
バスタブあり。立地は日本大使館やアメリカ大使館、日本人が多く住むところには近いですが、観光旅行にはそんなに向かないかなと思います。でもサービスは良かったです。
駅近という点で見ると亮馬橋駅からはケンピンスキーとウエスティンホテルが近いです。ただタクシー、滴滴等車で移動する方も多いと思いますし、どのホテルも駅から徒歩圏内ではあります。
高級ホテルが多いビジネスエリア、国貿
地下鉄10号線、国貿付近のエリアです。ここはCBD(中心業務地区)とも呼ばれ、多くの会社がこのエリアにあります。
そのためか五つ星ホテルもこのエリアに多くあります。また外国人も多くこのエリアに住んでいるためサービスアパートメントも多数あります。
変わった形をしている中央電視台(CCTV)もここにあります。俗称、パンツ、短パンと呼ばれているようです。
外国人向けのカフェやレストランも多いので住む場合にも困らないかと。高級ホテルはここに一番集中しているように見受けられます。
ちなみにビジネス街なので土日に行くとビルが並んでいるエリアに行くと静かです。喧騒から離れたいという場合には良いかと。
キラキラした内装なので、そういうのがお好きな方にお薦め。
サービスも良く、クラブフロア滞在おすすめです。 時期によって2万円以下でクラブフロアに泊まれることもあり、そういう時に予約するとコスパが良いと思います。
泊まった際のレビュー:
レビュー上々、ただ個人的にはちょっと高いのでまだ泊まったことはなく。でも、日本でハイアットに泊まるよりは断然お安いです。
シャングリラ好きなら、なぜかこのエリアには3つのシャングリラ系五つ星ホテル、そしてホテルジェンもあります。
シャングリラ系列、個人的には好きなのでどれもお薦め出来ると思います。カスタマーサポートもしっかりしていて、何か問題があっても真摯に対応してくれる印象です。
子ども向け施設が充実しており、ファミリーに人気。モールが近くにあって買い物、食事も困りません。日本語の通訳がいるVISTAという病院も近くにあります。
こちらは二度泊まった事がありますが、ラウンジのスタッフは皆んなフレンドリーで居心地が良かったです。青島ビールがラウンジ営業時間ずっと飲み放題でした!
今年2017年にオープンしたばかりなのでまだ新しいです。場所は写真でも分かるようにCBDエリアの中心地、ビル内は空気清浄がされているとの記載があります。
バスタブの記載もあり。コワーキングスペース何かもあってモダンな感じ。クラブフロアの特典が充実しているので個人的にも興味があります。
シャングリラチャイナワールドサミットウイングとケリーセンター、そしてホテルジェンは歩いていける位近い場所にあります。短パンビル(CCTV)に近いです。
レビューがかなり良いです。高級ホテルでレストランも高評価。私も一度行ってみようと思っています。
ペット可プランなんかもあってちょっと気になります。ペットは飼ってないんですが。勿論バスタブもあり。
個人的にはケリーセンターとソフィテル北京に泊まったことがありますが、どちらも文句ないです。
ホテルジェンが値段としてはまだ新しく、控えめな方なのでこちらも泊まってみたいなと思っています。空気もフィルターされているとの記載があるのもポイント高いです。
古い街並みを見たいなら東城区、西城区
古い街並みが残っている部分も多いのがこの中心部。胡同を巡るツアーもあります。
ウォルドーフアストリアはこれから東京にも出来るそうですが、北京では1泊3万円前後で泊まれるので、これから出来る東京のホテルよりも安いことは確実でしょう。
天安門にも歩いていける程の距離です。
有名なハイアット系列。こちらもグランドハイアット東京よりも安く泊まれます。
北京のシリコンバレー、大学が集まる海淀区
中関村にほど近い場所でビジネスで泊まられる方が多いのではないかと思います。4号線、10号線が交差する海淀黄庄駅からも近く5分程度です。
一度泊まりました。有名な清華大学にほど近い場所で、学生が集まる五道口にも近いです。建物は新しくて綺麗です。
でも国慶節中に泊まったため、クラブラウンジが閉まっていてちょっとがっかりだったことが。。。中国の休暇中にお泊りの方はご留意を。
まとめ
日本人が住むなら一番便利なのは亮馬橋エリア、北京の今を知るなら、またおしゃれなレストランに行きたい場合には三里屯ですね。
北京の生活を身近に感じたいという方は中心部である東、西城区が北京観光の目玉とも言える天安門に近いです。海淀区は留学生やITのメッカ、またサマーパレス(颐和园)もこちらにあります。
お仕事でいらっしゃる方はその会社や仕事先に近いところとなるかと思います。
中国は物価が高くなってきているとはいえ、日本よりもより安い有名ホテルチェーンのホテルに泊まれることがほとんどです。
特に旅行でホテルでもゆっくりしたいという方にはそれぞれのホテルのクラブフロアがお薦めです。日本よりも断然安いと思います。
アシアナ航空:北京―ソウルとデリー両方行って4万円台
北京 ―ニューデリー エコノミー往復で4万2千円
日付例:
https://www.kayak.co.jp/flights/PEK-DEL/2017-04-15-flexible/2017-05-13-flexible
これにちょっと足すとソウルに数日泊まって、その後ニューデリーも可能。
Kayakではなぜかうまく探せず。アシアナ航空のウェブサイトでは2,730元(4万5千円程)で見つかりました。アシアナのウェブサイトちょっと使いづらいのがたまにキズですが。
乗り継ぎ時間長いので、それぞれに止まった方が良さげです。
ただ安すぎて、マイル加算なしなのが残念です。運賃クラスはLのよう。
韓国料理とカレーを一度に食べに行けますね。私は北インドのカレーが好きです。
音に寛大な中国、(日本、中国除く)スタバの裏技(アメリカ、香港等)
個人的にはコーヒーが飲めないのでほとんど行かないのですが、待ち合わせやどこに行ったらいいかわからない時、たまに中国でもスターバックスに行くことがあります。
中国のスタバ、お値段は結構高いのですが、こちらでスタバは大流行で、いつどこで行っても混んでいることが多いです。
2017年現在の値段はこんな感じです。ちょっと見づらいですがアメリカンコーヒー(美式珈琲)が一番小さいの(Tall)で24元(388円位)、その上が27元、30元、カプチーノが28元(453円位)、31元、34元。
日本でアメリカンコーヒーのTallだと320円だそうなので日本より高いです。
最寄りのショッピングモールは、その1つのモール内に2つのスタバがあります。普通に歩いて行ける距離に2つある意味が私にはよく分からないですが。
ただ上海でも道を挟んで対面式に2つのスタバが並んでるっていうのもあったので、そういう経営戦略なのかもですが。
続きを読む北京:踊る従業員と集団で踊るおばさま
キャセイ、タイ航空、中国南方航空:北京―ハノイ ビジネスクラス7万円台
ホーチミンしか私自身は行った事がないんですがハノイも近いうちに行ってみたいと思っています。北京―ハノイのビジネスクラスが7万円台と安めです。
台北行きと同じ感じですが、キャセイで行くハノイ行きも7万円台でした。
タイ航空、中国南方航空ビジネスクラスも7万2千円程、キャセイドラゴン/パシフィック航空が7万5千円程。
https://www.kayak.co.jp/flights/PEK-HAN/2017-04-15-flexible/2017-04-21-flexible/business
日にちは今〜5月末までなら結構大きく空いてました。
ちなみにタイ航空の場合、バンコクでビジネスクラス、国際線の乗り継ぎするとラウンジで30分無料のマッサージが受けられます。
まぁ東南アジアなので空港外で受けた方が安いのは確実ですが、空港で受けるサービスは何か特別に感じらる気がします。
【中国生活】が私に与えた気づきと影響を5つ挙げてみる
中国に関連する事、と言えばやっぱり大気汚染、食の安全、マナーなど問題ばかりで、なかなか良い事を日本では聞かないです。家族や友人からも、北京に住んでいるってだけで心配されます。
確かに食の安全や大気汚染では問題が多いですが、良いところが全くないと言えば嘘だし、大雑把な私はある意味、精神的に日本にいるよりも楽な部分もあると思います。
今回は私個人が中国に住んでから、中国に成長させてもらったと思う点と気づきについて書いてみます。尚、これはあくまで個人的な感じ方、考え方であることをご了承下さい。
続きを読む旅行に必要な情報を一括管理:日本語メールにも対応するKayakアプリの使い方
**2017年7月 英語版スマホの画面をアップしておりましたが、更新出来る箇所については、日本語版のスマホ画面に随時切り替えております。
- ホテルの名前、住所を入国カードに書く際に毎回メールや印刷した紙を探している
- 複数のホテルに泊まるためどの予約メールだったか探すのが面倒
- 複数回飛行機に乗るためフライトナンバー、時間に注意が必要
- 友達や家族と、どこにいつ行くか予定を共有したい
こんな時に役に立つアプリがあります。このアプリを使うと、飛行機、ホテル、レンタカー、電車、レストラン等旅行に必要な情報が全部集約され管理出来るので、メモや印刷した紙を持ち歩く必要がありません。旅行に行く時も必ずスマホは持って行きますからね。
こういった旅程を管理するアプリで有名なのはTripitというアプリです。私もまずこちらを使ってみました。でも、現在はKayakというアプリを使っています。Kayakは航空券の検索サイトとして有名だと思いますが、実はこっそり旅程の管理も出来るんです。
もちろんKayakで予約した航空券、ホテル以外も管理できます。そして無料で使用できます。
旅行を管理するアプリとは?
旅程内容を保存しておけるアプリです。旅のしおりがスマホで見られるというイメージです。
旅行中、いつでもインターネットにつながっている状態ならいいのですが、そういうわけにはいかない事も多いかと思います。ローミングをするのも高いし、何度も同じ場所に行くなら別ですが、新しい場所で毎回現地のSIMカードを買ったり、ポケットWIFIを借りるのも面倒です。
特に私と夫は常にネットに繋がっていないといけないというタイプではないので(自宅ではかなりヘビーなコンピュータユーザーですが)、旅行中はホテルのWIFIで済ませてしまう場合が多いです。
そんな時、フライトナンバー、時間、ホテルの名前、住所、電話番号、予約番号、行きたい場所、メモ等全部印刷したり、書いて持っていっても良いですが、都度バックパックの奥から取出して確認するのも面倒です。
スマホにこのアプリをダウンロードしておけば、ネットに繋がっていないオフラインの状態でも(スマホの電源が入っていれば)こういった情報を確認することができます。
TripitとKayak
基本的には使い方はどちらも簡単です。
自分のメールアドレス(登録したメールアドレス)から航空券の予約完了メールやホテルの予約完了メールをそれぞれの指定のメールアドレスに送ると、旅程がアプリ上で自動に出来上がります。もちろん内容を修正したり、加えたりすることも可能です。
またメアドと同期をしておけば、予約メールを読み込んで自動的に旅程を作ってくれます。私の場合、親や夫の予約を代わりにしたりするので同期はせず、必要な時だけ、必要なメールを指定のメールアドレスに送信しています。
今日はその旅程管理アプリの中でも、有名どころのTripitと私が使用しているKayakを簡単に比較、そして使い方を紹介します。
Tripitの画面はこんな感じ
Kayakはこんな感じ
1 日本語に対応しているか
どうしても予約は日本語サイトですることが多いので、日本語に対応している、これが私の中では一番大きかったです。
ちなみにどちらも日本語での入力は可能ですが、Tripitは日本語のメールを指定メールアドレスに送信してもうまく予約を読み込んでくれないことが多かったのです。もうこれであー、と思ってしまいました。
例えばTripitは、ANAからの航空券予約完了メールの場合には取り込めましたが、Ctripからの日本語の航空券予約完了メールは自動で読み込み出来ず。楽天で予約した日本語のホテル予約メールは私が試した限り全てだめでした。反対にKayakは日本語のホテルの予約でも問題なく取り込めました。
この点ではKayakが◎
2 有料、無料
どちらも無料で使えます。
ただし、TripitはTripit Proという有料版があります。Tripit Proでは遅延やゲート変更等リアルタイムでの飛行機の情報の通知、ポイントの管理、希望の座席が空いた時の通知等などが使えるとのこと。
私の場合には遅延やゲートの変更のリアルタイム通知だけがあればいいかなと思えるところなので、この機能が無料で使えるKayakがこの点で優れていると思います。
ただ、注意点として空港で常時スマホをネットに接続していなかった事が多かった私ですが、そうするとゲートの変更や飛行機の遅延に関する通知をその飛行機が目的地に着いてから見るということも結構多かったです。
そのためネットに常時接続しているわけではない場合には、あくまでもこれは補助的な機能として考えておいた方が良さそうです。
リアルタイム通知が無料なためKayakが◯
3 その他
ざっくり言うとそんなに機能は変わらないです。
ただ、現在中国にいるから特になのかもしれないですが、日本語のメールをKayakに送ってから、処理がされるまで時間がかかることがあります。昨日の夜台北の旅行の内容をメールで送ったのですが、すぐには旅程が作成されず、とりあえず次の日起きたら出来てました。(英語メールだと基本的にすぐ、さくっと出来てる場合がほとんどです)
Tripitは読み取りが出来ない内容の場合、全く反映されず、全部手動入力でしてください、というような感じの表示が出てくるので問題外でしたが。
Kayakアプリの使い方
ということで、やっぱり日本語メールを読み込んでくれるアプリが良い、という判断に落ち着きました。
ここから私のオススメであるKayakの使い方を紹介します。 Kayakは航空券検索サイトとして有名なので一度はこのウェブサイトを使ったことがある人も多いはず。
1 まずはアプリを用意
Google play接続にVPNが必要な方はこちらも
2 Kayakに登録する
メールアドレスとパスワードの登録、またはFacebook、Googleとの連携をして登録します。個人的にFacebookやGoogleが他のアプリやサイトと繋がるのが好きではないので 私はメールアドレスとパスワードを設定しています。
そうするとメールアドレスを確認するメールが届きます。このメール内をクリックして登録は完了。パソコンで登録して、スマホでログインも可能です。もちろん逆も。
3 旅程を作る
Kayakに登録したメールアドレスから trips@kayak.com に飛行機の予約メールやホテルの予約完了メールを転送(送信)する事によって、旅程が勝手に作られていきます。 基本はこれで終了。(ちなみにメールと連携しておけば、自動で旅程が作られていくので、その場合は特にこの作業はいりません。 )
ただ特に飛行機の場合には、フライトナンバーや出発、到着等きちんと読み込まれているか一度確認した方が良いです。たまになぜかうまく読み込めず異なる飛行機の情報が表示されていたということも。
4 Trips(旅程)を開く
まずアプリを開くとこんな画面です。シンプルなので分かりやすいつくりだと思います。
左側上にある三本線のところをタップします。
そうするとこんな画面が出てきます。ここでTripsを選択。
5 旅程の一覧
ここには過去、未来の旅行の一覧が出ています。一部隠しているので見づらくてすみません。個々のtripの下には旅行の日付が出ています。
↓は画面右上の3こ上下に点が並んでいるところをクリックしたところです。
ここから手動で旅程を作成、更新(メールを送信してもなかなか旅程が更新されない時はここか、再度ログインを)、Tripsのメール同期をオンにする(自動でメールから旅程を作るように同期)、予約確認書(送った予約メールを一覧で確認)、航空会社/空港一覧(世界の航空会社、空港の一覧)Trips設定という操作が出来ます。
6 旅程を選択、表示
ここでは台北の旅行を見てみます。私は、5月に両親と台湾に行くのですがこの旅程をtrips@kayak.comに送ってみました。
Ctripで予約した日本語の飛行機の情報と楽天トラベルで予約した台北のホテル情報です。
右上の点のところをタップすると編集可能です。
日本語の方は既にホテル名を修正してしまったので↓は英語版スマホの画面です。
飛行機の方は問題なく自動で読み込みされました。ホテルの方は、なぜかホテル名が電話番号になってしまっていたので手動で修正が必要です。住所の方は正しく入っていました。そしてチェックイン、チェックアウトの日にちも。
7 個々の詳細を表示
あるフライトを選択して、表示した内容です。
右上をタップして出るフライトを編集で例えばフライトナンバー、時間等に誤りがあった場合に変更が出来ます。フライトを削除はこのフライト自体を消してしまいたい時に使います。他の旅程へ移動はこのフライトを別の旅行に移動します。
またこの赤丸をした左上のところを押すと、このフライトの情報が記載されている、元のメールが確認できます(ネットに接続されているときのみ)。
こんな感じです。また上に挙げたBooking receiptsというところからも予約メールの一覧が見られます。
また、上の出発空港のところ、ここを選択するとこんな画面になってターミナルのマップ、Overview(全体図)というところが出てきます。(横の到着から到着空港の情報も見られます)
そうすると、空港の全体図が出てきます。
ちなみに、欧米の空港の方がより詳細が出てきます。例えばシカゴの空港はこんな感じ。Overviewの他にそれぞれのターミナルのセキュリティチェックがどの程度待ち時間があるか表示されています。(国際線だとあまり参考にならないかもですが)
空港の地図も、もっと詳細です。
日本語の表示
これは別の旅行の予定。日本語もきちんと読み込めてました。神戸のホテル、ダイアログ・イン・ザ・ダーク、安く乗れるのでこだまで大阪から東京へ行きます!冷凍みかんを食べたいと思っています。
パソコンからも使えます
基本的な機能は同じですが、まとめて修正する、旅程を作るならパソコン上の方が便利かも。日本語で表示されます。
その他機能について
Kayakは2つ以上のメールアドレスを登録することが出来ます。これは、例えば夫と妻(友人でも問題ないです)がそれぞれのメールアドレスからKayakにメールを送ることで、共有する旅程を複数作ることが出来るということです。
旅行の一覧画面の右上をタップして、Setting(設定)内の、Booking receipt sendersからメールアドレスを追加出来ます。
自分がどこにいつ行くか友人に知らせたい、作った旅程を他の人に確認してもらいたいい場合、<6 旅程を選択、表示>にて、個々の旅程を選択した画面の右上、3つの点が並んでいるところを選択すると”Share trip"という選択肢がありますが、ここからメールやWechatで旅程を他の人と共有することができます(旅程をブラウザ上で見ることが出来るメールアドレスが送信されます)。
共有については↓が参考になるかと。
6. トリップを閲覧できるのは誰ですか?
あなたのトリップのリンクを投稿またはEメールに添付して送信した場合、そのリンクを入手した人は誰でもトリップを閲覧することができます。
でも心配は要りません – 予約や支払い情報などの重要な内容、旅行者の氏名およびEメールアドレスは表示されません。またトリップは検索エンジンに表示されることもありません。
あなたのトリップに含まれるすべての予約内容を友人など他人にも閲覧してもらいたい場合、その閲覧者を個別にコラボレーターとして追加することができます。
シェアしたいトリップのページ上部付近にある「シェア」リンクをクリックし、閲覧者のEメールアドレスを入力後、「このトリップの編集を許可」ボックスにチェックを入れてください。
セキュリティ上の理由から、KAYAKユーザー登録がお済みの方のみ予約内容にアクセスできます。
あなたが作成するすべての新規トリップを自動的に誰かとシェアしたい場合、Trips設定ページで設定が可能です。Eメールアドレスを入力後、「すべての新規トリップを自動的にシェア」にチェックを入れてください。
Kaykのヘルプページより
また個々の旅程を表示した画面で同じく右上をタップすると、Add eventというところがありますがここから、マニュアルでも飛行機、ホテル、レストラン、コンサート等の予定を入力できます。
尚、全くネットに繋がっていない状態では旅程に修正を加えても更新がされないため、出来ないようになっています。
ちなみに一度情報を入力しておけばフライトナンバーや時間等はネットに繋がっていなくても確認出来ます。ただ予約メールを確認するのはネットに接続している必要があります。
まとめ
今時、スマホを持ち歩かない人はいないはず、 だからこそスマホに入れられるアプリが旅行に便利です。特に色々動き回って、電車に乗ったり、飛行機に乗ったり、この町に泊まって、明日はこの町に、なんていう旅行には特に役立つと思います。
私の場合、万が一という事もあるので夫と別行動で、一人で旅行に行く時には一応この旅行共有機能で旅程を送っています。大して見てないようですが。。。笑
またネットに接続している状態の場合には、飛行機のゲートの変更や遅延もメールで連絡してくれるので、ここも便利ポイントです。 印刷した紙の方が良いという方も、ちょくちょくスケジュールを確認する場合には、このアプリ便利だと思います。
とりあえずKayakに登録して、そのメールアドレスから、trips@kayak.com にフライトやホテルのメールを転送すれば、完了(もしくは自動で連携するよう設定)!なので一度使ってみても。またネットにつながれば、アプリ内ではなくとも、ブラウザ上でもスケジュールが見られるのでここも便利です。
Kayakのヘルプページ:
全部書いてから思ったのですが、私のスマホが日本語対応じゃないから、Kayakも英語なのかも。もしかしたら日本語対応も出来るのかも。出来たら更に良し、ということで。日本語ヘルプページにはメール転送先として、trips@kayak.co.jpというメールアドレスも記載されていました。
**追記:日本語対応のスマホで見てみたところ、やはり日本語表記になっておりました。一部画面を日本語表示スマホにしております。
北京にて、大気汚染の体への影響を思う
私の場合、あーもう北京嫌だ脱出したいという時期と、まぁいいかな/悪くないかなと思う時期をループして繰り返しているんですが、日本に一時帰国する前だから今は前者の方。
昨日はそこまで空気が悪いってわけではなかったですが、何か現在の気分がそいう感じだからか、大気汚染のニュースが目に付いて若干暗い気持ちの今日この頃です。
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