6月のチベット旅行 旅行の感想まとめ 行って良かったが、色々思う所もあり
チベット
中国から引っ越しをする際に、ギリギリのタイミングで行ったチベット。行きは飛行機、帰りはラサから西寧まではチベット鉄道に乗り、西寧から北京までは飛行機で戻りました。
チベット行きは、4日間ツアーで、すっごく短くて、実質中2日の観光のみ。
2日間なので全然全体は見れてないですが、中国に住んで計7年だったので最後にチベットに行けて良かったかなと思います。ラサのみ今回行きました。
以下個人の感想です。
チベットは行くための書類が面倒
色々ありますので、中国に住んでいてもチベットは行くまでに別途書類の用意が必要です。まず旅行会社にツアーをお願いする必要があり私達が行った時点で中国在住の方の必要書類は:
夫、私のパスポート、居留許可のページ
夫の勤務先から発行して貰う雇用証明 夫、私の名前、夫の職業、私が妻であること、パスポート番号、生年月日、住所、電話番号が記入されており、何月何日にチベットに観光に行くというような記載が必要
が必要でした。
担当の人に寄るんだと思いますが、何件かツアー会社に質問したんですが運が悪かったのかいまいち良さげなところなく。
標高が高い
標高高いってのはどなたも知っているのではと思いますが、チベット自治区の首都、拉薩(ラサ)の標高は3,700mですと。
富士山が3,776mですから、ほぼ同じ感じ。
一気に飛行機で移動して、大丈夫かな、運動不足な私、と心配でした。(でもそう言えばブータンも行きましたが特に問題なかった)でもちょっと急いで歩くと息切れする位で、頭痛も何もなく無事に終わりました。
標高が高いからか、空がすごく青く見えるが印象的でした。
空港から市内までバスも出てたようで、30元と書いてました。
うちはツアーの人がお迎えに来てくれました。
6月暑かった
北京も、6月にもなれば暑いです。
北京の夏到来です。日中は30度を超え、後半は35度を超える日も。朝夕でも20度近くという、安定した暑い日が続きます。
北京の天気・気温・服装!月別解説と北京旅行のベストシーズン [北京] All About
北京ジメジメはしてないからまだ過ごしやすいと言われたりしますけど、個人的には夏苦手なので十分暑くてしんどいです。
一方チベットのイメージは、標高高いので涼しいと思っていたが!
旅行中の天気予報。29度まで上がっており。また、高級ホテルだとあるんでしょうけれども、エアコンない部屋で、湿度も高く、寝るのにかなり苦労しました。
ツアーで手配してくれた剛堅拉薩飯店というところに泊まりました。
まぁまぁ清潔だし、悪くはなかったです。朝食はかなり混むことがあり、相席になったりとかしてました。でもまぁまぁ種類もあり、中国で言うところの3つ星程度かな。
扇風機貸して貰ったんですが、これちょっと壊れてるのか元々の仕様か、全然頭振らず。寝苦しかったんですが、まぁ3泊だけだしねと。
使いませんでしたが、一応?医務室的なところもあるようで。マッサージもあり行きました。ずーっとマッサージ師の人達同士で延々と話してて、後ギター弾いたりしてて、自由だったです。
夏チベットに行く方は気温とホテルも気にした方が良いかもです。ポーランドも2019年夏が記録上最も暑い夏だったとニュースで見ましたが、気候変動は世界全体で起こっていて、チベットも例外ではなく、暑くなっているんだと思います。
物価は安い、(当たり前だが)北京よりは。
北京や上海は都会中の都会ですから、比べるのが間違ってるんだと思いますが、買うお菓子や食べ物はやっぱり安かったです。
珍珠奶茶は北京だと、うちの周りは12元以上は確実してましたね。20元とかするところもありました。レストランも花茶が1元。北京のレストランで私は1元の飲み物を見た記憶がありません。
その他ご飯も安かったです。
宗教が生活の中にある
そういえば日本も神社やお寺がたくさんあって、生活の中に宗教があります。でも日本の宗教はどちらかというと、慣習の方が強い傾向があるかとは思いますがチベットは信仰心が厚い人をたくさん見かけました。
中国に住んでて、外国人の友達で教会に行ってる人はいましたけれど、宗教的な集まりは外国人が行っている所しか私は知らなかったです。
宗教的な服装をしてる人を、そういえば中国では見かけた記憶があまりないな。
チベットでは寺院の前、道端で五体投地をしている人をたくさん見かけました。
北京語がわからない人もいる
タピオカミルクティーを買うために並んでいた所、お店の人は北京語を話していましたが、私の前にいた母娘と思われる2人はお母さんの方が北京語話せないようで、娘さんが通訳してました。
逆にお店の人はチベット語話せないようで。外から来てる人なのかな。
ガイドさんとレストランにいた時、後から入って来た家族。家族で北京語を話してました。ガイドさんによると、子供の将来のために北京語を家で話し、チベット語は使わない家族もいるとか。
やっぱり北京語がペラペラだとビジネスチャンスも多いんでしょう。
ガイドさんの子供の頃は、チベット語で学校の授業が行われていて、北京語を習う授業があったが、今は北京語で授業を習うそう。ガイドさん自身は学校ではいまいち北京語出来なかったけれど、独学で学んだそうで、英語も自分で勉強したそうです。
色々ある
頻繁に関所みたいなところで身分証をスキャンしないといけない場所がありました(外国人はしなくて良いようですが、私は中国人顔なので何度も止められました)
バーガーキングも。
建物の上にテント。
ラサの景色
ポタラ宮に行きました。かなり歩きました。この青い空は北京ではなかなか見られないと思いますね。
町並みも独特ですね。
まとめ
チベットは勝手に秘境的なイメージで、デリバリーあるとは思っていませんでしたが、普通に色々ありました。
中国を出る前にチベットへ行けて良かったなと思いますが、一方色々思う所もあり。
ツアー中、1日別のオーストリアに住んでるっていう中華系カップルとツアー一緒になったんですが、話の流れから旦那さんの方がガイドさんにちょっとセンシティブな質問したら、ガイドさんは急に感情が高まる感じ、怒った感じで答えていて。
信心深い人たちと、生活が良くなっていく実感、変わっていく生活と。ガイドさんは、やっぱり時を経て生活は便利になり、生活の質も向上していると言っていました。