日本から中国 EMS・SAL荷物が届かない時の対応 連絡先と関税の払い方
SAL便が届かない
今回実家から私の嗜好品、主に日本のお菓子を送って貰ったのですが結構重かったのでSAL便で送ったよ、とのこと。それが全然届かなくて困りました。
SAL便とは:
SALとは、航空輸送する平面路郵便物(Surface Air Lifted)の略で、船便より速くお届けし、また料金は航空便よりも安く設定されているサービスです。
ネット上ではSAL便は結構なくなる確率が高いとか書いてる方もいましたが、実際にはどうなのかちょっとわからないです。ただEMS、航空便より安い分、時間がかかるのでその間になくなるって事が発生する確率は高くなるかもですね。
確かに、中国の郵便局の荷物収集所みたいなところに行った事がある方もいらっしゃると思いますが日本みたいに整然としていなくて、床にガーーッと乱雑に荷物が置かれている感じで、個人的にはこりゃ失くなる荷物もあるよね、と思います。
今回、荷物が全然届かなくて、更に私もいくつかミスを犯しており、また初めて関税をWechatで払ったのでその内容についてどなたかのお役に立てばと書いておきます。
私の犯したミス
1つ目
親に何かを送って貰う場合には夫の勤務先を指定しています。(個人より会社の方が扱いがまだ良いと聞いたことがあり)その際に親に伝票に書く届け先の電話番号も勤務先の電話番号を伝えていました。
ただこの時にちゃんと自分の携帯電話番号を書いておけば良かったです。というのもこの後、連絡が全然なくて、もし自分の携帯電話番号を書いておいたら連絡来ていたかもです。
2つ目
SAL便だと日本から北京までは2週間(香港、上海も)と郵便局のページには記載されています。
今回、3週間待ってから親に日本の郵便局に調査依頼を出して貰い、やっと税関で止まっているということがわかりました。
年末タイ、マレーシアに旅行に行ったので海外(中国外)から中国の郵便局に連絡、そして自分が自宅にいない状態で荷物を届けて貰うこととなりヤキモキしたので目安2週間経っても届かなかったらさっさと中国郵便局に問い合わせれば良かったと反省。
中国郵政に問い合わせをする
1度目
荷物追跡をする場合、中国側の情報は中国郵便局の追跡ページの方が詳細が書いてあることもあります。とりあえず見てみることをお薦めします。
私の場合にはこんな感じ。
离开【北京望京】,下一站【中国邮政集团公司北京市邮政电子商务局】を最後に更新がありませんでした。
郵便局に電話となると中国語で私には敷居が高いので11183(中国邮政EMS、全国共通)だと英語でも問い合わせ出来るのでこちらにしてみました。EMSと書いてますがSAL便含めそれ以外でも問い合わせ出来ました。
すると税関で止まっているとのこと。27日に届け先にその連絡の紙が行っているはずだと。でも夫に勤務先の郵便の対応しているところにも何度か確認して貰ったのですが何も来ていないと言われていて、なのでそんな紙も来ておらず。
ただこちらではそれ以上は分からないので010-6456-6270という番号に掛けてくださいと。
この時点ではまだ北京にいたのですがこれが金曜日の17時頃。ほんとかどうか分かりませんが、どうもネットで調べると税関は16時半までと書いてあり、更に電話しても保留どころか全く電話番号自体に電話が繋がらない。
営業時間外だからか?とも思いつつ、次の日は土日だったので結局タイに着いてから月曜日に再度電話することに。
2度目
月曜、ネットでこの電話番号を調べてみるとどうもこの番号は北京の中国郵政の纳税库というところの番号のよう。6456-0382という番号も書いてあり、こちらにも電話してみることに。
邮件代征税平台
上海、広州等その他の省の番号もあります。
昼間掛けてみてもやっぱり64566270は全く電話の呼び出し音自体鳴らず、すぐ切れる状態で64560382は呼び出し音は鳴るけれど全く誰も出ない状態。
時間を変えて掛けても全然繋がらない状態。
3度目
再度11183に掛けてみることに。海外(中国外)からも+86111183(+86は中国の国番号)で電話可能です。
事情を伝えると、再度連絡の紙が来ていなかったか聞かれましたが来ていないと伝えると、では担当部署から折り返し携帯に電話するとのこと。
大丈夫かなと思いながらも電話番号を伝えました。その日は電話は来ず。
ネットで関税の支払いを調べてみると以下のような内容がありました。
中国郵政のhttp://int.ems.com.cn/mailtax/ というリンクがあってここから支払えそうでした。とりあえず登録してみて、追跡番号で調べてみても私の荷物は出てこず。
4度目
次の日、電話が来ました。
私の中国語いまいちなのと電波悪いのであちらの声がよく聞こえず。結局短信(SMS)送ってくれるということに。
届いたのは昨日ネットで調べてたのと全く同じ文面でした。
自分で取りに行く場合には30元(服務費)はいらないのかと思いますがうちは北京にいたとしても郊外なので望京へ取りに行く交通費のが高いのでネットでお支払いすることに。
改めてリンクからログインしてみると今度は荷物が表示されていました。(微信上からも辿っていけるようになっているみたいですが結局は同じ画面にたどり着くよう)
ここから微信で支払い、とりあえず不安だったので支払い確認画面をスクショしておきました。
一応ウェブサイトに手続きの流れが書いてあって、税金を支払えば荷物を配送して貰えそうな雰囲気。
http://int.ems.com.cn/mailtax/main/liuchengjieshao.html
5度目
2日程経っても何も荷物の追跡結果に変化がないので再度11183へ電話してみました。
出たスタッフによると、一般的には支払い後3−5日後に荷物が届きますとのこと。
荷物配送
18日に支払いして、5日後の23日に中国郵政ウェブサイトで荷物追跡をすると「收件人名址有误/不详/不在收件地址,电话无法接通,待与收件人再次联系:2018-12-24」と出ていました。
あれれ、と思いつつ出ていた配送員の人の携帯番号にSMSで連絡してみましたところ、夫の勤務先で荷物受け取ってくれないと。
ほんとかよ...と思いつつ、でもここで言い争っても仕方ないので住所変更して、自宅住所に配送して貰えませんか、と返信しておきました。ただその後1週間程旅行で自宅には戻らない状態だったのでちょっと不安に思いつつ、でも仕方ないなと。
次の日別の配送員の人から電話があり、でも気づかなくて出られなかったところSMSも来ていて荷物ドアの前に置いておいたから!とのこと。
中国のアパートは基本どこでもゲート的なものがあることが多く、守衛さん的な人がいますがうちも一応はいるけれどもセキュリティはゆるゆるな方。
出入り口もカードがないと入れないようにはなっていますが、基本常に開いているのであまり意味がない感じ。
その上で自宅ドアの前に1週間置いたままになってましたが今日帰ってきたら、ちゃんとありました。良かった良かった。
まとめ
今回学んだ事は
でした。
今回は日本からのSAL便でしたが、その他の種の荷物(航空便、船便等々)やアメリカや韓国等々その他の国から中国へ荷物を送った場合も関税を支払う場合には、同じかなと思います。荷物追跡の画面にもうちょっと詳細書いてくれたらもっと早く気付けたのに、と思いつつ。
でも届いたから良し!