寒すぎるけど旅情はある?チェンマイ-バンコク鉄道の旅 1等車に乗ってみた!
チェンマイからバンコクへの移動
東南アジアはエアアジアを始めとしてローコストエアラインが多数あるので飛行機の旅がとても安いし、便利です。
Google検索でCNX(チェンマイ)-BKK(バンコク)と検索してみても一日61便以上飛行機が飛んでいるのがわかります。
https://www.google.com/flights
飛行機だと移動時間は約1時間15分。料金は日によって異なりますが2,500円〜購入出来るので安さ、早さを考えれば飛行機が一番だと思います。
鉄道で移動してみよう
情報収集
ただ今回私達時間があった(暇だった)のもあって、たまには鉄道で移動してみるか、という話に。
タイは観光客が多いこともあり、また鉄道の情報も公式ウェブサイトもありますが、有志の日本の方が詳しく開設されているウェブサイトも多数あり情報は得やすい状況だと思います。
特にこちらの方↓のウェブサイトはかなり情報量が多く、複数の方のブログやウェブサイトで言及されており、ルートや時刻表も見やすくなっていたので特に目的地は決まっていないけど乗ってみたいなと思うような方は参考になると思います。
私もまだどの区間を乗るか決めていなかった時に、鉄道がどこを通っていて、どの時間に出発というような情報を検索する時に使わせて頂きました。
ルートが決まっていれば、公式ウェブサイトでも時刻表、後は写真付きでどのような車両であるか確認可能です。
...Check Timetable & Fares : State Railway of Thailand
チェンマイからバンコクの時刻表(2019年1月6日現在)
Fare(運賃)画面には写真付きで車両の案内があります。
私達が乗った車両はこちら。
新しい中国製の車両だそうです。
1等車の場合には、2人用コンパートメントなので2人で乗るか、1人の場合には2人分払わないと個室に全く知らない人と乗ることになるかも、しれません。
1人きりの場合には、2等車両の方がその点良さそうです。
1等は上が1,453バーツ(1バーツ3.39円換算で4,932円)、下が1,653バーツ(5,611円)、2等は上が941(3,194円)、下が1,041(3,533円)なので1等に乗るなら飛行機の方がやはり安いですね。
切符を買う
タイにいる場合であれば駅に行って購入もありですが、タイ国外の場合には公式ウェブサイトからか、または旅行会社から買うのが一般的だと思います。(以前は公式ウェブサイトは販売を停止していたそうですが、現在は購入可能です)
出発の60日前から購入出来るという情報を見ていて、私もそのつもりでカレンダーにアラームを設定して60日前丁度に購入!と意気込んでいました。
が、2018年9月よりどうも一部90日前から購入が可能となっていたようで私が欲しかった12月末のチェンマイ-バンコク間の18時発10番の1等車両は60日前には公式サイトでは既に売り切れの表示。
その他の日付を見ると、先の予約でも1等はほぼ売り切れ表示で、ほんとに売り切れているのか、もしくは発売と同時にどこかの旅行会社がまとめて仕入れてるんでは、、、と思ったり。
公式サイト以外の購入場所
公式サイトが売り切れなので、その他サイトも見てみることに。
こちらも複数の方がネットでここから購入したというような事を書いてあり、一部日本語表示なのでとっつきやすそうでした。
12go.asia
でも、このサイトでも私の乗りたかった日の1等車両は売り切れ。
その他日本語のサイトなんかも見てみましたが、売り切れか、もしくはリアルタイムでの表示ではないので空席あるのかないのかわからず。
結局、空席が見つかったのがある会社(でしたが今はもうサイトがなくなっているよう。。。)でした。
ここもリアルタイムの空席表示ではなかったのですが、問い合わせて見るとその時点で2コンパートメント空席があるとのこと。
切符の額面は1,453+1,653=3,106バーツですがそこに販売手数料、切符をチェンマイに郵送してもらう手数料等々が入って、結局THB3,732。
クレジットカードで支払いをして、チェンマイのホテルにEMSで送って貰いました。
のんびり旅行する方が飛行機よりお金かかってしまうことになりましたが、まぁ一度だけの体験だしということで。
チェンマイ駅
日本の東京駅なんかを予想して行くとあれ、と肩透かしをくらう感じになりますが駅周辺にはレストラン、売店、セブンイレブンもあり夕食の買い出しには十分でした。お土産屋さんもあり。
駅構内にも売店、レストランがあったのでここで持ち帰りで夕食を買ってもOKでした。
車内の様子
通路は結構狭くて、大人二人すれ違うのは結構きつい感じです。
1等席。席はふかふかとまでは行きませんが、十分な柔らかさでした。小さなシンク付き。鍵も内側からかけられるようになっています。
モニター、USBで充電も出来るようになっていまいした。上下どちらにもモニター、ライト付き。
しばらくして一度チケットを確認にスタッフの人がまわってきました。チケット確認はこの一度のみでした。
まだ完全に暗くなる前は車外の景色が見えるのでしばらくボーッと外を眺めていました。ちなみに私達のコンパートメントはコネクティングルーム仕様だったので家族であればここを開いて、1つのコンパートメントとして使用出来るようです。
食堂車はありましたが、結局見に行かず。
私達は事前にお菓子、ご飯は買っていたので結局必要はありませんでしたが、(メニューは車両の端に置いてありました)結局オーダーを取りに来る人もいなくて、モニターのオーダーシステムも稼働していませんでした。18時発で遅い出発だったからかも?
1等車両には一応シャワーも付いていました。でも入ってすぐシャワーがあって、シャンプーとボディーソープがあるだけで、着替えを置く場所はないのでちょっとシャワーを浴びるのに工夫が必要な感じ。
2等席。1人の場合には、こちらの方が良さそうです。
しばらく乗っているとスタッフの人がベッドメイキングに来てくれました。タオルとタオルケット、枕とシーツ。
乗り心地
乗った瞬間から思いましたが 「エアコン効きすぎ!」 でした。
私はエアコンにどうも弱い方で夏でもガンガンに付けるのは避けたい方です。
東南アジア全般に言えますが、エアコン効きすぎて寒い寒い。冬用のジャケットともこもこ靴下、腹巻きして寝ましたが寒すぎてトイレに行く回数が半端なかったです。
また当日夫の体調がいまいちで、揺れが少ないであろう下側を彼が使い、私が上だったのですが上はエアコンの風が直接的にあたるのでほんと寒くて。
この寒さだとほんと毛布ないとだめだよ、と思うほどで寒すぎて夜全然眠れませんでした。
遅延した?
モニターで今どこにいるか確認出来るようになっていたのですが途中までは1時間近く遅れているようであったので到着も1時間遅れかなと思っていました。
私達は次の日ドンムアン空港からペナン行きのエアアジアの飛行機に乗る予定であったのでドンムアン駅で降りる予定でいたので寝過ごしたらいけないなと思いつつ、結局寒かったので熟睡は全く出来ず。
どこでどうやって追いついたのか分かりませんが結局着いた時にはほぼ定時でドンムアン駅に到着しました。
鉄道プラットフォームから空港へ
朝6時前でまだ早く暗いので見づらいですが端の方に空港行きのブリッジがありました。
暗い中グングン進んで行くと明るい空港に着きます。空港側にも小さいですが、鉄道駅の印あり。
まとめ
寒いってのは他の方のブログで見ていたのですが冬用ジャケット着ても寒いとは侮れません。
タイ、マレーシアと移動して今回風邪を引いて帰ってきて、まだ風邪が長引いていて本調子ではなく。
大人になると体調悪くなると長引いて仕方ないのでこれからは旅先でも手洗い、うがいを忘れないようにしなければと強く思った旅行でした。
鉄道は多少前の人の食べこぼしのような物も落ちてましたが、全体的には綺麗な方でした。トイレもすっごく綺麗とまではいかないですが使用するのは問題はない感じ。
ちなみにWIFIもあったのですが、ほとんどの場所でネットに繋がらず。私は、別途観光客用SIMを買っていたのでそちらの方が繋がりましたが、途中電話の電波もなくなるようなところもあり、ネットは安定しませんでした。
日本以外で鉄道に乗ったのはインド以来かもしれません。インドと比べるとかなりハードルは低いと思います。
ただエアコンに弱い方は、ホッカイロ&厚着して行くか、または無難に飛行機の方が良いかもしれません。