ワルシャワのミルクバー Prasowy 交通便良し、安くて良し

ミルクバー

ミルクバーっていう名称がキャッチーでずっと行きたいとは思ってたんです。

ミルクバーとは↓のWikiで見て頂けますが大衆食堂的なレストランのこと。
バル・ムレチュニィ - Wikipedia

ポーランド語の先生によると共産主義時代とても肉が手に入りづらくて、肉一塊のために3時間並んだりすることもあったそうで。物が手に入りづらい中、ミルクバーでは主に乳製品、野菜を中心として提供されてたところからミルクバーとなったそうです。

バル・ムレチュニィのムレチュニィはムレコ(牛乳)の派生系です。語尾が無限とも思えるほど変わるポーランド語。私の脳みその容量が足りないです。

基本セルフサービスで、注文カウンターで注文して、自分で料理貰って席まで持っていって、終わったら自分で片付けるという感じ。なので、食事は普通のレストランより安いというわけです。

このPrasowyというミルクバーは便が良く、オシャレな雰囲気、人もたくさん入っていて賑わっています。
f:id:trvlr:20190930214552j:plain
先生と夫がガッツリ入っちゃって看板だけにしております。

ショパン像があって有名なワジェンキ公園、日本大使館からも徒歩圏内で、近くにアジア食材店もあります。

注文

ずっと行きたいとは思ってはいたのですが英語メニューない所も多いとか見ていて、注文も口頭で更に混んでるとなるとビビリの私達夫婦には敷居が高いなと。
f:id:trvlr:20190930214544j:plain:h500
壁にメニューがポーランド語で書いてあります。

なので、今回ポーランド語の先生と土曜の昼に行ってきました。

先生にお願いしてオーダーして貰ったので一言もポーランド語遣ってませんが、観光客風の人もたくさんいて、Google翻訳とか、スマホ画面駆使してオーダーしている人も見かけました。

カウンターで注文した後、すぐ出てくるメニューと、時間が必要なメニューがあります。

私達の場合、じゃがいも焼いたメニューが結構時間かかりましたが、中に電光掲示板があって、準備が出来ると自分の番号が出るので外にいてもその掲示板見られる場所なら大丈夫です。

食事

先生は私達と年が近いんですが、夢見る少女な心を持っている人です。心がきれいな人。でもすごいおっちょこちょいです。

f:id:trvlr:20190930214553j:plainf:id:trvlr:20190930214601j:plain

中も席ありましたがこみこみでした。私達は、もう結構涼しくなって冬じゃねーの、と思える日もあるワルシャワですが外で食べました。

先生のオススメのポーランド定番的な食べ物ということでオーダーして貰いました。

f:id:trvlr:20190930214618j:plain:w500
このオランジャダ(Oranzada)っていう炭酸の飲み物が懐かしい感じなんですって。日本でも駄菓子の色がドギツイお菓子とか、飲み物とか懐かしく感じる物がありますが似た感じかなーと。

ちょっと炭酸で何か懐かしい感じの味がしました。

f:id:trvlr:20190930220345j:plain

キャベツ煮込みと、ビーツの和え物とトマトスープとじゃがいもと豚肉のカツレツと、コンポート。

このコンポートは日本で言うところのフルーツを甘く煮た物じゃなくて、フルーツの飲み物。冷たい、または温かいコンポートがあります。

カンポット (飲料) - Wikipedia

豚肉は肉が昔硬かったから週末になると各家庭で肉を叩く音がガンガンして響いてたと。ポーランドの共産主義時代が終わったのは1989年、そんなに遠い昔ではありません。

私達と年が変わらない先生もその頃の記憶があって、先生のお姉さんは更に物が手に入らない頃に子供時代を過ごしたそうで。数年年が違うだけでかなりギャップがあるのー、お姉さんにいつも私は何でも手に入る子供時代を過ごしたから〜ってからかわれるのーとかっていつも話してくれます。

後、この他にじゃがいも焼いたのにスモークチーズがのってるお料理も2人分(写真忘れました)。明らかに飲み物多くて寒かったので結構必死で飲みました。

料理頼みすぎて、やはり食べきれず。残りは持ち帰って次の日の夫の昼ごはんに。飲み物含めこれ全部計63zln程(今のレートで1,700円くらい)なので、肉も入ってこれでは安いでしょう。

勿論、カードも使えます。

朝食も10plnとか書いてたので近くに住んでたら朝から行くのもありだなー。

他のミルクバーもちょっと行ってみたいなと思いました。