冬のアイスランド 高かったけど、行く価値は大いにあり。面白いと思った点まとめ
アイスランド
アイスランド、行った友人に聞くと、皆一様にオススメだと言うもんで私達も行ってみました。冬のアイスランドに。
結果、確かに良かった。ハワイを皆が凄い良いって言うから逆に疑ってなかなか行かずにいたけど、実際行って見たら良かった!という感じです。笑
アイスランド、面白いと思った点と旅行の感想を書いていこうかと。
人口が少ない、街がコンパクト
アイスランドの人口、34万人です。人口で言うと、東京都の北区や新宿と同じくらい。または埼玉の川越市、奈良の奈良市あたりと同じくらいです。
レイキャビック市内で参加した無料ツアーでもガイド兼コメディアンの人が人口が少ないので住んでる人皆知り合い、みたいなジョーク度々言ってて笑いを取ってました。でもまぁ実際に知り合いの知り合い位である確率は高いかも。
アイスランドの面積は北海道よりやや小さいくらいだそうです。
首都であるレイキャビックも、北京に住んでた私達からすると更にそう感じるのかと思いますが、コンパクト。観光でレイキャビック回るなら1日あれば十分かなというところでした。私達は2日半取ったんですが、その分1日多く自然を見た方が私達は個人的には良かったなと思いました。
その一方で、観光客数は2018年230万人以上ですと。
アイスランドはアメリカ英語だった
今回出会ったアイスランドの人はなぜか皆んなアメリカの英語でした。
イギリスの方が近いし、イギリス英語なんじゃと思ってたんですがイギリス英語話してる人には旅行中は全く出会わず。アメリカ英語に慣れてる私は聞き取りやすくて助かりました。
博物館の人とか、AIRBNBのオーナーの人とか、お店の人、ガイドの人、皆んな流暢なアメリカ英語でした。戸惑ったり、悩んだりとかもなく、皆んな普通に英語を話していて、アイスランド語とアメリカ英語の発音は似ているのかなとも思いましたが、アイスランド語を聞いた限りではそうも思えず。
ググるとアイスランドの人は自国のエンターテイメントや本やメディアが少ないから、アメリカのテレビ、音楽、映画等に触れてるからとか書いてる人がいましたが、どうなのかな。
現金は不要
空港内でATMでキャッシングして、現金を少し用意しておいたんですが、行く所行く所カード使えたので現金不要でした。ただ、ガソリンスタンドではチップが付いているカードしか使えないのか夫のアメリカのカードはうまく使えなかったです。Apple Payはほとんどの所で使えたので便利でした。
ただガソリンスタンド、支払い方とか、ガソリンの入れ方がお店毎にちょっと違っていて、英語の画面にしてもいまいちうまく行かず、戸惑うことが何度か。結局お店の人に聞けばわかったので問題はなかったです。
現金が残ってしまったので空港で別通貨に変えて貰おうとしたのですが行ったタイミングが悪かったのか米ドル、ユーロ共に小さめのお金がないということで一部はかえられず結局物を買いました。ほとんどの場合、現金は不要かなと思います。
100%自然のエネルギー
こちらの発電所に行って初めて知ったんですが、アイスランドはほぼ100%の電力(発電所では100%となってましたが、ネットだとほぼ、と書いてあったりでどちらか分かりませんが、非常に高いのは事実)を水力と地熱でまかなっているそうです。
地熱は、火山が多い日本も同様ですが、それを電力に繋げて実際に利用が出来ているのは小さい国とは言えすごいなと思いました。地熱が3割、水力が7割程度ということでした。
アイスランドも日本も温泉が多いですが、それを越えてこれを電力にというのは、日本も出来ることなんでしょうか。 シークレットラグーンという温泉にも行きました。夕日を見ながら温泉も良いなと思いましたが、日本の500円で入れる温泉の方がお財布には優しいかな。
お酒は指定の店で、指定の時間のみ買える
レストラン、バーなんかは別ですが、アイスランド、お酒は政府専売制なんですと。Vinbudinという名前のお店があって、そこに行くとお酒買えます。
私お酒飲まないのでいまいち実感わきませんが、ポーランドよりは高い。でも日本と比べたらそこまですごくはないかも?今現在ちょっと円高傾向ですが、大体1アイスランドクローナ=1円でお考えください。
ベイリーズ500mlが3,099クローナ、ワインはここに出てるのは2千〜3千台。
クラフトビール系は400台。カールスバーグは330mlで359クローナ。
このVinbudin、場所に寄りますが、営業時間が平日14−18時というところもありまして。夫がどうしてもお酒飲みたいと行ってた日、私達は氷の洞窟ツアーでこの時間に間に合わず。かなりがっかりしておりました。
が、スーパーで2.5%未満の軽いビールなら売っています。この日どうしてもお酒が飲みたかった夫はスーパーでこのビール買ってました。
The Secret Life of Walter Mitty の撮影場所
アイスランド、かなり多数のドラマや映画の撮影場所となっているようです。ゲーム・オブ・スローンズなんかもそう。
うちの夫はThe Secret Life of Walter Mitty(日本の映画題名はLife)が好きで何度も観てるんですが、今回その撮影地の一つ。ヘリコプターのシーンの場所に行ってきました。ただバーの建物は変わっていて見た感じは違うんですが、行けたから良かったでしょう。
物価は高いね、やっぱり
レートは変動しますが1アイスランドクローナを1円と考えるとわかりやすいです。実際には今は円高なのでそれよりはちょっと安い感じ。
高い高いとは聞いてましたが、やっぱりレストランは高かったですね。
トマト栽培で有名なFridheimarというレストラン。ビュッフェではありますけどトマトスープとパンが食べ放題だけど、2,480クローナ一人は結構高いかな。
私達は予約なしで突然行ったのでビュッフェ式は予約一杯ということで、バーエリアで、スープとパンだけ二人でシェアして食べました。貧乏性なのもあるんですが、ポーランドと比べるとーーーとか考えちゃうんですよね。でも確かにスープはトマトが甘くて美味しかったです!!
ツアーで行った国立公園内のレストラン。ここもスープ高かった。羊肉のスープは1,850クローナですと。
フィッシュアンドチップスも、普通の?というか、立って食べるところでしたが、半人前で1,390クローナ。夫が1人前、私が半人前で、3千円超えるくらいなんで、レストランは高いかな。
でもこれも揚げたてで美味しかったです。
スーパーマーケットは、思っていたよりは高くなかったです。パスタやじゃがいも、玉ねぎなんかはまぁまぁで、でもチーズやおやつやフルーツ(バナナはそこそこ安い)は高く。
トマトは1kgで359クローナ、ピーマンは1kgで459クローナ、きのこは1kgで1,198クローナ。
チーズはこのサイズで700台。結構高め。パスタは1kgで200未満だったので安いかな。お菓子も安いのは98クローナ程度のもありました。
イチゴは輸入だからと思いますが、1パック1,199クローナ。白菜は240クローナだから日本でも冬はこの位するかなー。
卵も高くて、ツナ缶の方が安かったです。卵10個入で695クローナ。なぜこんなに高いのか。
じゃがいもは安かったです。
ガソリンスタンド併設のお店。何かここらへんのお菓子がすごく高かった。
りんごは1kgで289クローナあたりだとこれも日本だと普通でしょうか。
以下は空港内。
このOmnomというチョコレートが人気ということでたくさん売ってました。板チョコが800クローナくらい。厳選した素材ということなのですがやっぱり高いかな。パッケージが可愛いからお土産には良いけど、ちょっと高いかな。
干した魚、このブランドが一番観光地で出回ってるようでしたが、空港で買った時は1,000クローナ以上で。普通にスーパーでも干した魚売ってたのでそちらでもっと買えばよかったなと。
市内無料ツアーのガイド兼コメディアンの人がオススメしてた市内で一番安いレストラン。
いつも混んでるそうですが、このお店の2つ隣りにある赤い建物のバーもここの系列なので、食べ物買って、そこで食べることも出来るよと。
スープだけだと1,690クローナ、パンも付いてると1,890クローナ。でっかいパンに入ってるスープは2,190クローナ。
独特な自然の美しさ、やっぱりすごい
アイスランドと言えば、やっぱり自然の豊かさ、美しさかなと思います。冬もきれいでした!
日本も山川綺麗ですが、ちょっとそれともまた違う感じでした。
冬は特にオフシーズンだからだと思いますが、人が少なくて静かで、幻想的でした。
氷の洞窟ツアーに参加して、青い氷も見ました。
私達はこちらの英語ツアーに参加しました。ツアーではヘルメット、足に付けるスパイクみたいなの、ハーネス貸出してくれて、オーガナイズドされた感じでもしツアー探してる方いればオススメです。
このツアーのガイドさんがポーランド人の人で。アイスランド人はレイキャビック市内に住んでる人が多く、それ以外の場所の仕事は、ヨーロッパのその他の国から働きに来てる人も多いと教えてくれました。このツアーの仕事も住まいの提供があるそうで、外国人が仕事に就きやすくなっていると。
また同じツアーに家族で参加していた人、4人もポーランド人で、ポーランド率高しでした!
空港出てから初めに行ったレンタカーやさんもポーランド人の人が働いていて「あ、ワルシャワに住んでるの?僕ポーランド出身」とかちょっと親近感がわきました。私達のショボいポーランド語ではレンタカー借りるなんて高度な会話は出来ず、英語でしたけれども。
ふらふらドライブしてると見える景色が壮大。人が全然いなかったのでゆっくりスピードで運転したりして、景色を見ながら移動してました。
まとめ
アイスランドは、個人的にはモンゴルのヨーロッパ版という感じ。自然がいっぱいで、美しく、人が少なかったです。自然が好きな人なら断然楽しめますが、見てるだけで本当に美しい景色が続くのでただドライブしてるだけでも飽きません。
ただ冬道は、一部吹雪になったりして道路閉鎖になったりもしていたので、冬道の運転が苦手な方はツアーで行くか、または冬以外に行った方が良いですね。ここで天気及び道路の閉鎖、制限等の道路状況を見られます。
オーロラも冬、タイミングが良ければ見られるそうなんですが残念ながら今回は見られませんでした。
アイスランドは費用が高くなりがちなので、私が今回思ったお金を節約するポイントは
ARIBNB等キッチンが付いている所に宿泊して、朝昼晩自炊する。昼はサンドイッチ等持って出かける。
Bonus, Konan等安いスーパーで買物をする。
おやつ、嗜好品は持っていける物であれば持っていく。うちもチョコレートキャラメル、シリアルバー等ポーランドから持っていきました。ただアイスランド持ち込みは制限があります。
食料品 食料品については、ISK25,000以内・3kgまでの範囲で持込み可能。 未調理の肉類・肉製品(ハム、ベーコン、サラミ等の加工品を含む)生乳・生卵等は持ち込み禁止となります。
次に旅行に行けるのはいつになるかな。