ドゥルックエア バンコクーパロ&エアチャイナ 北京ーバンコク搭乗記

ブータンまでの道のり

現在の所、バンコク、インド、ネパール、シンガポール等の限られた場所から、ブータン行きの飛行機に乗ることが出来ます。今回友人と一緒だったので特に私達が選んだわけではないのですが、たぶん無難?なバンコク乗り継ぎにすることに。

北京ーバンコク CA979

国慶節の始まる時期に中国人に大人気のバンコク行きだったので満員でした。

当たり前ですね。

予定では19時35分発、バンコクは23時40分着。

今回も期待に違わず遅延。そして遅延してもゲート周りで全くアナウンスもなく。お客さんも、北京の人って遅延慣れているからなのか全然何も言わないし。

結局20時半頃にやっと搭乗。が、それで終わるわけもなく、「えー、空港が混んでいて離陸順番待ちで」というアナウンスで更に遅延。結局離陸は2時間近く遅れ、到着も2時間ほど遅れました。

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A330-300。モニターも付いてました。ただこれがタッチパネルだったんですが、すごく反応が悪くて、私の席のモニターは指で押しても軽く叩いても全然全然反応せず。そしてあー、こんな感じだと私の後ろも....と思っていたのでした。

タッチパネルの反応が悪いのが諸悪の根源なのですが、後ろの席の人のモニターもやっぱり反応が悪かったようでずーーーーーっとガンガン叩いてて。後ろをちらっと見ると若いカップル。

アームレストのところにリモコンがあったのでしばらくしたら気づいてくれるかな、と思ってしばらく黙ってました。

けれど、全然全く気づく様子もなく何を見てたのか分かりませんがずっとずっと叩いてて、それが私の頭部分なもので寝ようとしているこちらはガンガン揺れが。ほんと、これ今回に限らず毎度なんですが、タッチパネルの感度を良くして欲しい、そして使う人ももうちょっと前の人の事考えてくれ!

遅延のイライラもあり、結局若干キレた感じで「すみません、叩かれると揺れるのでリモコン使ってください」とお願いして、それ以後は大丈夫になりました。

若いカップルのバンコク行きなウキウキ気分を台無しにしまったかもね、すみませんね。。。

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ラクト・オボ・ベジタリアン頼んでおいたのもちゃんと出ました。が、美味しくなさすぎて食べられなかったです。パスタは乾燥してて固くなってて、更にソースの味が皆無でした。まぁそんなにお腹空いてなかったので良いんですが。

この後バンコクで乗り継いで、朝の5時発パロ行きに。

ロイヤルブータン航空はドゥルックエア

ブータン旅行のハイライトの一つが飛行機でしょう。
ブータン国営のロイヤルブータン航空がドゥルックエア/Druk Airという名称で運航しています。

バンコクーカルカッターパロ

私達の乗ったのはKB121という便。これはバンコクからカルカッタに飛んで、そこからパロへ行く便です。

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A319。朝5時発なのでまだ暗かったです。

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仏教徒が多い国ブータンなのでドゥルックエアの食事はデフォルトでベジか、ノンベジかで選べるようになっています。そのため事前に申し込み不要。その場でベジタリアンの食事を選んでお願いするだけ。

食事はインドなカレーでした。エアチャイナより美味しかったです。

全行程3時間に満たないのですがカルカッタで降りる人もいて、また乗ってくる人もいました。パロまで行く人は乗ったまま。

カルカッタの後では再度軽食が出ました。

パロ空港(ブータン唯一の国際空港)は離着陸が非常に難しい空港として知られているそうです。

旅行前にコクピットから撮影したこの動画を見ていきました。


CITY IN THE SKY | World’s Most Dangerous Landing Spot | First Look | PBS

空港にレーダーがないので手動で山あいをクネクネ飛んで、山を抜けたと思ったらすぐ空港となるのでかなりのテクニックが必要とのこと。

ただエアチャイナの遅延と寝ずに乗り継ぎっていうのは私達ほとんどしないので疲れまくっっていて、寝ぼけながらで離着陸のスリル感はいまいち体感出来ずでした。ただ山にかなり近いところ飛んでいるなーというおぼろげな記憶はありましたが。

沖止めです。徒歩で空港へ移動。

きれいな空港でした。建物もブータンの色が出ていて、王様ご家族の写真もあり。

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www.dekoboko-world.com

パローバンコク

帰りはKB150便。乗り継ぎ地はなしで直行便でした。

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朝8時発の便。7時頃に空港へ到着。

チェックインがちょっと待ちましたが、セキュリティチェックは全く待たずにすぐ終了。 お土産を買える小さなお店と本屋さん、コーヒーショップがありました。
でもお土産はかなり高くて、マグネットが4USDもしたので可能なら空港では買わない方が良いかと。

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帰りのベジミール。

行きも乗客の間で中国語がかなり行き交ってたのですが、帰りはちょうど目の前というか、囲まれる形で中国人団体さんが。パロ行きの際には満席だったのですが、帰りはちょっと空席がある感じ。

結構年齢層高い、高齢な感じの団体さんだったのですが朝8時発なのに皆さんかなり元気。

離陸してて、高度上げてる最中に席移動し始めて、私達の目の前の席のお二人は真ん中の1席あけた形でかなり本の話題で盛り上がってて、それも声がかなり大きくて。更に更に、通路挟んだ別の席の人とも話し始めて、声が大きすぎるよ....

そんなに話したいなら隣の席で二人にだけ聞こえる声でやってくれよと言いたかった。ノイズキャンセリングのイヤホンしてても聞こえるってのが。。。

何度か静かにしてくださいと言おうと思ったが、心の中で葛藤しているうちにバンコク到着。到着後も人の事考えず自分の荷物を上の荷物入れから出すために人を押す押すで。疲れたっす....

まぁ旅行で気持ち盛り上がるのは分からなくないのですが声の大きさはな。ちょっと周りを見回して欲しいなと。

ドゥルックエアのサービス

アテンドさんはどなたもきちんと英語で会話出来る方で、特に男性の方は終始笑顔でした。団体さんからの質問攻めにも笑顔で答えていたし。

ご飯もカレーな感じでしたが美味しかったです。でも辛いのが苦手な私でも食べられるくらいの辛味でした。

女性のアテンドさんは比較的クールな感じでした。でも失礼な感じとかではなかったです。

バンコクー北京

CA960便。中国戻る前から中国にいる気分ではありましたが、北京に戻る時間。

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こちらもまたよくありますけど、通路側の私達の席に既に他の人が座っていて。

「すみません、ここ私達の席です」と言うと、窓側を指さされ。

でも通路側が良いので通路側指定してて、窓側には座りたくないので交換したくない意思を示して、座っていた男性には窓側に行って頂きました。

この男性が窓側、私が真ん中、旦那が通路側で着席。

飛行機は個人モニターはなくて、上からモニターが出てきて同じ映画が上映されてました。それは良いんですが、この男性が映画に興奮してたのか、かなーーーりこちら側に体が寄って映画観てて、私の方は他人とは一定の距離を保ちたいので旦那の方に体を寄せるしかなく。

しばらくしたら、彼は後ろの空いている席に移動することに決めたようで。それは良いんですが、席のポケットに入れてある水筒取ってとか、その後また戻ってスマホ取ってとか何度も戻ってきて。何がしたいの...っていう。

着陸前にはまた戻ってきて、映画を見るのに身を乗り出すから、かなりこちらにはみ出す感じで。

セクシャルな感じとかではなかったのですが快適とは程遠かったです。中国の人、パーソナルスペースが狭いからだと思いますが、私は知らないおじさんとくっついて乗るのは無理です。

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ごはんも安定の美味しくなさでした。

まとめ

今回はほんと運がなかったというか、全体的にイケてない飛行機体験でした。

自分たちで組んだスケジュールじゃなかったので夜北京発で、夜中バンコク着、朝5時の飛行機も自分たちだったら絶対しなかっただろうなという予定。たぶん疲れてたから私も更にイライラしてたかもです。

でもそれでも中国人が集まるところってほんと難しいです。大多数の人は問題ないんですが、ほんとに運というか....

次回は12月にまた中国系エアラインに乗るので乞うご期待です。