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でこぼこ北京ブログ

北京、中国、日本の事。お得、便利、そしてくだらない事を気ままに書いてます。

【中国生活】が私に与えた気づきと影響を5つ挙げてみる

その他中国関連

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中国に関連する事、と言えばやっぱり大気汚染、食の安全、マナーなど問題ばかりで、なかなか良い事を日本では聞かないです。家族や友人からも、北京に住んでいるってだけで心配されます。

確かに食の安全や大気汚染では問題が多いですが、良いところが全くないと言えば嘘だし、大雑把な私はある意味、精神的に日本にいるよりも楽な部分もあると思います。

今回は私個人が中国に住んでから、中国に成長させてもらったと思う点と気づきについて書いてみます。尚、これはあくまで個人的な感じ方、考え方であることをご了承下さい。

影響1:忍耐強くなった

中国に住むという事はこれに尽きると思います。海外に住むということ自体やはり日本との違いを受け入れることが必要となるとは思いますが、中国はやはり近いけれども遠い国という感じがします。

忍耐が鍛えられたと思う例を挙げてみます。

  • 大家さんが壊れた冷蔵庫の代わりに新しい冷蔵庫を買い、午前中に私たちのアパートに配達になるとの連絡、ただ待てど暮らせど全く配達は来ない。大家さんが配達業者に連絡するが渋滞して遅くなるとの連絡。結局夜の9時ごろ到着。更に冷蔵庫を箱から出してくれたのはいいけど、そのゴミ全部床に散らかったままで帰って行かれました。
  • 偉い人が来ているとのことで道路規制、大規模な渋滞が起き、30分以上タクシーの中で待っていても全く動かず。諦めて地下鉄の駅へ歩いて行くことに。
  • 普通なら全部の駅に停車するはずの普通の地下鉄なのに、自分の待っていた駅には停まらず通り過ぎて行った。中には乗客もいたが、降りたい人はどうしたのだろうか。
  • 配達の人が間違って他の家に私の荷物を届け、間違って受け取った人から電話が来て、それが発覚したという事が複数回。逆に私のところに違う人の荷物が来たことも数回。
  • 以前住んでいた家は19Hという部屋番号で、ドアにもそのように書いてあったが、月に一度は全く違う部屋番号を訪ねて来た人が間違ってうちに訪ねてきて、え?違うの?と去っていった。ある人は2日続けて間違ってうちに来ていた。
  • レストランに行って、食事を頼んでも何かが来ないというのは結構よくある事。こういった事では怒ったりはしないが、たまに本当に何度頼んでも全く来ないお店があり、諦めてレストランを出たことも。
  • アパート探し/見学に行って、広い敷地にあるアパート群を歩いて歩いて目的のアパートのドアの前まで着いたら、不動産やさんが「あ、持ってきたの違うアパートの鍵でした」とか言う。。。
  • 大家さんが入居者募集中のアパートを見せてくれるということで、不動産やさんが大家さんとアポイントを取ってくれて、その不動産やさんと一緒に行ってみたら、なぜか大家さんは急な外出でおらず、すぐには帰ってこないと言う、そのためアパートも見られず、終了。

影響2 人に話しかけることに抵抗が少なくなった、かも

私、シャイな東北人なので日本では人に何かを聞いたり、頼んだりという事がとても苦手でした。今でも苦手と言えば苦手なのですが、中国に来てからランダムに話しかけられたり、道を聞かれたりする事が多くなったため抵抗感が薄れた気がします。

北京では特に外に行かないので、出歩く回数が少ないにも関わらず道を聞かれることが結構多いです。人が少ない外れに住んでいるからか。。。上海でも多かったので、個人的実感としては中国の人は日本の人よりも気軽に質問をする傾向にあると思います。

  • スーパーの前を歩いていたところ、スーパーはどこですかと聞かれる。
  • 美術館の近くで滴滴の車を待って立っていたところ、美術館の入り口はどこですかと聞かれる。 私たちはその近くのレストランに行っただけで美術館には行ってなかったんですが。
  • 地下鉄に乗るとよくこの電車は〜まで行きますかと聞かれる。 ほとんど地下鉄に乗らないんですが、聞かれる頻度は結構高し
  • スーパーで、出口はどこですかと聞かれる。
  • スーパーで私のカゴに入っている物は美味しいのか、そしてどこに置いてあるのか聞かれる。
  • 今何時ですか、と時間を聞かれる。
  • カンボジアに旅行に行った時に、マッサージやさんでマッサージを受けていたところ、別の中国人のお客さんに中国語で質問される。 私、中国化しているのか。

時間を聞いたりするというケースについては詐欺の場合もあるとニュースで見たことがあったので、結構身構えてたんですが、とりあえず今までは普通に時間を聞いてきた人にしか会ったことはありません。大体そういう時は距離を持って答えるようにしてるのと、他に誰かがいるというケースはなかったようでした。

ただ中国は何でもありというか、色々あるので用心に越したことはないと思います。

気づき1 安全な水や空気はタダではないという事を身をもって知った

日本にいるとたまに黄砂が来たり、汚染された空気が大陸から来たりしますが、それでも日常的に水や空気の心配をする必要は少ないと思います。また食べ物についてもラベル改ざんや偽装事件が時たま問題になったりしますが、中国は基本的にやっぱりそこの意識はまだ低いのでそれ以前の問題だと思います。

中国では問題の大きさも違いますが、オーガニック食品に貼られるシール自体がお金で買えるとか、野菜や果物を大きくするために薬剤を使っているとか、色々な事聞きますのでちょっとまぁここは。。。

空気が良い日なんて日本では気にしたことがなかったですが、北京では毎日天気より空気の予報しか見てないです。まぁ雨もほとんど降らないから、天気を気にすることはほとんどないんですが。

空気が良い日は、ちょっと疲れていても出かけないと損する気分になります。安全な空気や水は誰もがいつでも手に入れられるものではないという事を実感しました。

気づき2 日本のサービスの高さに感謝、恐縮するようになった

日本は、皆頑張っていると思います。特にコンビニやスーパーの人、サービス業の人は要求されるレベルが高いから大変そう。

温かい物とチョコレートとか溶けそうな物、冷たいものを別にして丁寧に袋に入れてくれるコンビニの人に出会う度に若干泣きそうになります。大した買い物してないのに本当にすみません。

お店で買い物後に、何度も頭を下げてお礼を言われたり、出口まで買った物を持っていってくれたりなんてされると、もうどう行動していいかよく分からない心境に陥ります。こちらも同じ位頭下げてしまいます。皆そんなに頑張らなくても良いのに、って思ってしまうのは私が中国に慣れてしまったからでしょうか。

日本にいた時は普通と思って特に気にもしていなかったことが普通ではないという事がわかったのは中国に住んでみてからだと思います。

ちなみに以前、上海から西安に飛行機で行った時、アテンダントの人ですごーくニコニコして、とても笑顔の人がいて、お客さんに話しかける時に膝をついたりしていて、おかしい、絶対何かおかしいと思ったら、その方は日本人だったという事がありました。

影響?気づき?小さな事に、日本にいる時よりも倍以上の喜びを感じるようになった

↑にもかかってますが、基本サービスという面ではやはりまだまだ日本とは差が歴然だと思います。でもさすがに私が初めて上海に来た時よりは全体的に良くなっている気がします。最近はすごい仏頂面のレストランの人とかはあまり見ないですし、笑顔で応対してくれる人もいるし。

後は、やはり私が思うこれは普通こうだろうと思っている事も、たぶんこちらでは普通ではない、というギャップがあるので、個人的な感じ方にもよると思いますが、何か小さな良い事や人の思いやり、優しさにふれるとそれが日本にいた時より、より嬉しく感じられる気がします。

  • エレベーターで先にエレベーターに乗った人が自分を待っていてくれて、エレベーターのドアを開けておいてくれた時。
  • 他で買った物が入っている物を「一緒にまとめますか」と聞かれた時。 上海で一度だけあって感動しました
  • 狭い道で、反対からやって来た人が道を譲ってくれた時。
  • 列に並んでて、でも横から他の人が来て、「あー、割り込まれるかも」と思ってたら、意外に「お先にどうぞ」と言われた時。 いや、私が先に待ってたので普通なのですが、割り込まれなかったという事で感動
  • 地下鉄のエスカレーターでほとんどの人が片方に寄って、急いでいる人に道をあけてる時。 若い人は結構やってる人多い気がします。
  • マッサージに行って、部屋の外にいるスタッフがお喋りでうるさい時に、マッサージ師の人がその人達を注意してくれて、静かになった時。
  • 1号店の配達のおじさんが、時間指定するとちょっと追加でお金払わないといけないの知ってて、指定しなくても同じ時間(いつも同じ時間指定してたので)来るから大丈夫だよと言ってくれた時。

まとめ

北京に来る前は以前、北京大学に留学してた友人に、日本人に対する反応を色々聞いてたので若干ビビっておりましたが、来てみてから私の中国語力がないのもあると思いますが、日本人だから嫌な思いをしたという事は特にないです。それは上海の時も同じでした。

よくどこの人?って聞かれますけど、日本人って言っても話が広がらない人がいるだけで別にそこで何か言われたりってこともなく。

またサービスについても日本はレベルが高くて、そのサービスを受ける側からするととても有り難いんですが、中国を見ると働く側ではこちらの方がやりやすそうと思います。自由にやっている人が多い印象。上海で働いてた時、別部署の中国の人はカスタマーサポートとして電話受けてるのに、イラッとしたのか自分から電話切るってことを日常的にやってました。日本では考えられないかな。

中国もストレスフルな社会になってきていたり、人口や仕事が都市部に集中していることで子どもが親と離れて暮らしたり等、こちらも問題は多いですが、働く人側としたら中国の方が楽、住むとしたら日本の方が断然色んな面で安全ですね。

私の中国生活のモットーは色んな意味で、Anything is possible in China です。