北京の無人コンビニへ行ってきた:期待を裏切らないゆるさ
無人コンビニ
しばらく前から中国では無人〜というようなお店の人がいない(または少ない)お店やカフェ等など結構出来ていてずっと気になってました。
www.thatsmags.com 最近はいまいち人が入らなかったのか?閉まってしまっているところもあるようですが、4月版のThat's Beijingに無人のお店特集が出ていたので中心部に出かけるついでに行ってみました。
毎度中国の事なので元々期待値は高くなかったのですが、やっぱりある意味期待を裏切らない中国の無人コンビニでした。
日本大使館隣という高立地 小麦
日本大使館のほぼ隣な感じの場所に小麦という24時間営業の無人コンビニがあります。
↑のThat's Beijingでは川の近くと書いていたので川の方を地図でググってましたが川からは遠くはないが、近くもない気が。
Google map
日本大使館の目の前の道、亮馬橋路を東に進む感じで第一上海中心という建物の前の敷地(亮馬橋路沿い)にあります。
日本人の方が多く住むエリアにも近いので見た事が有る方も多いかなと思います。
入店&買い物
見た目は普通の小さめコンビニな感じ。
ここで普通の場合には、ドアのところにあるQRコードをスキャンしてドアを解錠するようです。
夫と私が行ったのは月曜の昼間だったのですが外に商品が山積みされていて、男性スタッフが補充している最中でした。そのため写真で見ると分かるんですがドアがペットボトルで閉まらないようになっていて。(いちいち開けしめするのが面倒なためと思われます)
私がQRコードをスキャンしようとしてたらそのスタッフが
「スキャンしないで、まず中に入って貰って大丈夫ですよ」
ということで、多少拍子抜けする感じでしたがドアは解錠せず(というか開いてたんで)中に入りました。
その後中にあるQRコードをスキャンして、微信のアカウントに繋いで、電話番号を入力、SMSで受け取ったコードを入力しました。
そしてこの黄色いところをクリックして、買いたい商品のバーコードをスキャンします。なぜかうまくスキャン出来なくて2度ほど失敗して、3度目に成功。
試しに飲み物購入。
支払い方法(私の場合は微信)を選択してお支払い。
品揃えは普通な感じ
長居しなかったのですが品揃えは普通かなーというところ。お酒もあって年齢確認出来ないが、いいのか?とチラッと思ったり。
冷たい飲み物(お酒類は常温のみ)もあって、アイスクリーム、レンジもあったりで普通の小さいコンビニでした。
まとめ
少子化が進む日本と同様に中国も今後ドンドン労働力が不足するということなのでそういう面では良いのかな。
でもやっぱり補充する人用にドアの開け締め簡単にするとか何か対策がないと、ペットボトルでドアを開けたままにしてるっていうのはどうもセキュリティ面ではどうなのかなという感じでした。でもまぁ全体的にそういうところも中国っぽいですが。
ちなみにドアのとこにはスキャンしてドアを開けるって表示があったんですが、That's Beijingの記事ではこのお店について、ドアを開けるだけでスキャンなしって書いてたのでどちらが正しい?のかいまいちわかりません。
色々細かいところまで詰めないままにとりあえずやっちゃえる瞬発力はすごいと思います。ポジティブな意味で。
That's Beijingによると青年路にApril gourmet(輸入食材のお店)の無人店と通州に無人の本屋さんもあるということで、もし近くに行くことがあればまたレポートします。でも今回と似たり寄ったりではないかなーと思ったりして、そんなに行く気もあまりなく。
日本も無人のお店が広がってくるんでしょうか。