中国:アイさんの探し方、短期でも長期でもアプリで簡単に雇う方法あります
アイさん
アイさんとは、中国語で阿姨と書きますが、このアイさんは洗濯掃除等をやってくれる家政婦さんを指しています。
中国語では阿姨はおばさんという意味なので、近所の知らないお子さんとか、道端で誰かに「阿姨ー」とか呼ばれると私は聞こえなかったふりをしてしまいます。。。いや、年齢的にはばっちり入ってるんですが、知らない子どもに気軽におばさんと呼ばれるってとこまで心の準備が出来てない中途半端な私ですみません。
かといってマッサージ屋さんなどで「美女(メイニュー)」と呼ばれるのも返事をすることがはばかられます。返事したら自分を綺麗だと思ってるみたいでちょっとおこがましいというか。どもって返事してしまう自分がほんといくつになっても大人になりきれてない気がします。
夫は帅哥(かっこいいお兄さん)と呼ばれても問題なく受け止めているようですけど。でもビール腹は隠せていませんが。
話を本題に戻します。
日頃アイさんを雇っている方も、いない方も短期で急にアイさんが必要になることがあるかも?
私は引っ越しの際に引越し先の掃除をしてもらう方を探したのですが、その際にアプリを通じてアイさんを雇ったのでそのご紹介を。
アプリでアイさんを雇おう
いくつか同じようなアプリがあるのですが私が今回見てみたのは、e家洁と阿姨帮というアプリです。その他も58同城の到家アプリでも同じサービスがあります。(WeChat内、マイウォレットの中にも58到家というアプリが入ってます)
北京中心部にお住まいの方はいずれでも対象エリアとしては問題ないと思います。
まずアプリのダウンロード
アプリダウンロードはQRコードスキャンして頂いて、ブラウザで開くと始まります。
e家洁はこちらから:e家洁-家庭服务 下の方にQRコードがあります。
ちなみにe家洁の方は、週毎設定が出来たり出来るので、定期的に来てもらいたい時にも使えます。一度来てもらって(最初から定期的にもできます)、その人が空いていれば定期的に来てもらえるようにも設定できます。
アイさんとの色々
また話がそれるんですが、アイさんとの関係って、色々あるし、人柄を見極めたり、ボーナスはいくらあげたらいいのか悩んだり、ということあると思います。
そういう時に、こういうサービスを使えば、あげる給料に悩んだり、後腐れがないので個人のアイさんを雇わず、ずっとこのサービスを使っている人もいるようです。
私が聞いたことがあるのは:
- 無理に給料を上げようとする、解雇しても家に押しかけてくる
- 物を盗む
- 勝手に物を使ったり、食べ物を食べたりする
などなど。
以前うちで来てもらったアイさんも、 私たちが長期お休みの時に海外に出て帰ってきたらアイさんの家族の洗濯物がうちの物干しにかかっていたりして。。。
いや、気にしない人もいると思うんですがやっぱりちょっと良い気はしなくて。
また他のアイさんは勝手に私の買い置きしてあるお茶を飲んでて、日本人的感覚だとないだろ!と思うんですが中国的感覚ではありなのかいつもよく分かりません。とりあえず飲まないでくれと言って飲むのはやめてくれましたが。
このアイさん問題は中国の外国人の間ではよく出る話題です。That'sというフリーマガジンでもアイさんの事が出てましたが、勝手にシャワーを浴びちゃってるみたいなんですが、どうしたらいいですかという。
回答は、解雇したら?っていうものでしたけど。
まぁ合わないアイさん解雇してもいいと思うんですが後が面倒になるっていうのと、またまぁまぁなアイさんを探さねばならないというのが面倒です。
実際にアイさんを雇ってみよう
それぞれのアプリで操作方法は違いますが、まずそれぞれのサイトで登録をしている事が前提として、その後:
-
掃除の種類を選択
- 来てもらうアイさんを選択(特に指定がない場合には選ばなくとも問題なし)
- 日時を選択
- 支払い
という流れが主です。
掃除の種類
阿姨帮だとこんな画面、この日常保洁というところが短期で雇えるところ。長期ってのもあります。でもこちらはどうも電話して予約したりしないといけない感じなので今回パスで。
e家洁はこんな感じ。
通常のお掃除の場合には、e家洁は一時間30元〜(500円位)、阿姨帮は35元〜でした。会員になるとちょっと安くなるよう。中国もやっぱり人件費高くなってるなーとこういう時に思います。
でも日本よりは断然安いですが。こちら日本の家事代行サービスは1時間半で3,600円〜ですと。
アイさん選択と日時選択
e家洁の場合の家庭保洁を押すとこんな画面になり↓単次が単発で一度のみ、双周が2週、周期が続けて毎週〜曜日〜時に来て貰えるように設定というような形。
自分の住んでいるエリアに来てくれる候補の人がリストで並んでます。ここで誰かめぼしい人がいれば選択することも可。
一度のみの単次だと下にe家洁が推薦するアイさんに来てもらうという黄色い箇所が出るので、そのまま進むことも出来ます。
その後時間を選びます。服务时长と書いてあるところで来てもらう(掃除してもらう)時間を選択出来ます。ここでは2時間になってますが、それに合わせて下の選択肢の時間も変わります。
周期(長期)を選んだ場合には、時間の他にいつから(今週か、来週か、再来週か)来て貰うようにするか選択します。
予約の確認と支払い
確認画面が出て、支払い金額、日時が問題なければお支払。微信か支付宝で。
その後アプリ内のマイページでも予約を確認することが出来ますが、SMSでも予約確認メッセージが届きます。
お掃除当日
お住いの場所が分かりづらい場合には、大体来てくれるアイさんから電話がある場合があるかも。うちは微妙な場所なので、ありました。
個人的に 、e家洁と阿姨帮どちらも1度ずつ使ってみましたが来てくれる人のレベルは個人に寄って大きく違う気が。一度結構若い女性が来て、でも風邪引いている方でゴホゴホしながら掃除して貰って、何か申し訳ない感じに。風邪っぴきの人は送らないで欲しい。
長期的に続けて来て貰う場合には又話は違いますが、単発で来てもらう場合にはやはりお掃除道具の場所とか、何がどこっていうのを説明しなければならないので効率は高くはないです。でも単発でしか必要がない時はまぁそれでも良いというか、仕方ないですが。
後、使うアプリの会社によってその会社特製の洗剤を別料金で支払って使って貰えたり、掃除用具を若干持って来て貰えたりするようで。私は特に何も使いませんでしたが。
まとめ
事後に会社から「いかがでしたか〜?」というような内容 の電話が。特に問題なかったので、問題なかったですとお伝えしました。カスタマーサービス的なところも多少気を遣っているのかも。
一度だけ、または今月だけなんて使い方も出来るので、後腐れがないアイさんを雇うには悪くない手だと思います。
それぞれのアプリ、アイさんのサービスだけではなく、エアコンや冷蔵庫の清掃、ディープクリーニング(どこまで丁寧にやってくれるかは分かりませんが)、食事作ってくれるアイさん、子守してくれるアイさん等々多数のサービスがあるのでかなり幅広いです。