キャセイパシフィック/ドラゴン: 北京―香港ビジネスクラス搭乗記 (PEK-HKG KA905/KA992)
キャセイパシフィック/ドラゴン
キャセイパシフィックには以前一度乗ったことがあるのですが5年以上前でいまいち覚えていません。でもハーゲンダッツのアイスが出たことだけは覚えていました。サービスも悪くなかったかな、という程度の記憶でした。
今回キャセイドラゴンの機材が3区間、キャセイパシフィック航空の機材も1区間乗ったんですが両方とも遜色なく、大変満足でした。
アテンダントの皆さんは広東語、北京語、英語を使い分けててすごいなーと感心しきりでした。私は何度も北京語で話しかけられましたが、簡単なやり取り以外はちょっと無理で飲み物をお願いするのが精一杯な感じです。
こういう時に北京語が出来ない自分の不甲斐なさを思い知るのですが、家に着くとすぐ忘れてしまってまた学習意欲が下がってしまいます。
今回のフライト
そのロジックが私にはいまいち分からないんですが同じ時期の北京―香港ビジネスクラスは15万円程でした。台北までの近距離に15万は出せないです。
今はビジネスクラスの7万円台はないんですが、プレミアムエコノミーが6万円程です。
飛行機に乗るのは好きなんですが、機材を事前に調べたりとかは全くしてないビギナーです。他の方のブログではたまにビジネスクラスでもフラットになる機材になったりする事がなんてのを見てたんですが、今回乗った飛行機は全行程で4区間、全て同じシートでした。
そのため行きと帰りの同じ区間、北京―香港 香港―北京を今回紹介します。次に香港―台北 台北―香港について書きます。
近・中距離路線 ビジネスクラスのシート
このフライトは行きが3時間40分、帰りが3時間20分程のフライトです。乗ってみて知ったのですがビジネスクラスの他にファーストクラスもありました。3時間程のフライトでファーストクラスに乗るお金持ちもいるんだな、と。
行きも帰りも機材はA330でした。
後ろがシェルのようになっているのでリクライニングをしても後ろに倒れないタイプです。
155cmの私が座るとかなり余裕があります。足が短いとも言えますが、ちらっとしか見えてません。
行きは隣が空いていたため更に余裕がある感じに。
座席の横に物入れがあるんですが、そこにヘッドフォンを差し込むところが隠れててちょっと探すのに苦労しました。こういうのが分からなくてもたついているところが私のビジネスクラスには到底慣れてない感を醸し出しています。
ウェルカムドリンクはオレンジジュースで。ちゃんとグラスでした。
キャセイ ビジネスクラスのラクト・オボ・ベジタリアンミール
ラクト・オボ・ベジタリアンとは、野菜と乳製品(卵、チーズ等)を食べるベジタリアンです。
北京―香港便
野菜が大好きなので日頃は特になんとも思わないのですがビジネスクラスでベジタリアンミールを頼むのはなんとも勿体ない気もします。他の乗客と比べて元が取れてないんじゃないかという。お酒も飲まないので更に元が取れないです。貧乏性な私です。
でもまぁ自分で選んでいることなので仕方ないんですが。
こちらは通常のミール。行きは朝のフライトだったので朝食です。
どうやら点心もあったよう。私は自分に関係ないので全然チェックしてなかったんですが。
ドリンクメニュー
頼んでおいたラクト・オボ・ベジタリアンミール
左のお皿にはパンがのってました。食べちゃった後に撮影。
メインのオムレツはいまいちで、なぜかブロッコリーも変な味がして完食できませんでした。
クロワッサンを食べました。美味しかったです。その際に「こちらはバターが入っていますが大丈夫ですか」と聞かれ、大丈夫とお伝えしたんですが私の言い方が明確でなかったのか何度かやり取りして、若干無理やりクロワッサンを貰った感じに。
ラクト・オボ・ベジタリアンは乳製品も食べるし、↑の通り卵も食すベジタリアンなのでバターも問題ないんですが、ベジタリアンも色々種類がありますし、また特別食についても色々種類があるのでアテンダントの方が全てのベジタリアンの種類を把握するという事自体が難しいんだと思います。
逆にきちんとバターが入っていることを指摘して貰えた点について有り難いと思います。
ANAではたぶんベジタリアンなお客さんが全体数として少ないからか、そこまで浸透してないのか、エコノミーの場合、普通の食事制限のない乗客用のおかきが配られたりします。
ANAのビジネスクラスに人生で一度だけ乗った時に、その時もラクト・オボ・ベジタリアンミールをお願いしてたのですが、別に白ご飯だけ食べたいとお願いしたら、お魚も一緒に出てきて、んー、と思いましたが残すのも勿体無いのでそのまま頂きました。
私のように緩いベジは全く問題はないんですが、厳しい制限がある方だとやっぱり外で食事をするのは大変ですね。
香港―北京便
こういうのが損した気持ちになる一つの理由ですが、通常のミールはコラボ中で特別なお食事が出てました。こちらはランチ。
私が乗った日はタイ式グリーンフィッシュカレーでした。
後から気づいたんですがすごくブレてました。すみません。
メインはパスタ生地にほうれん草が入った感じの物だったんですが、これもちょっといまいちで、食べきれませんでした。
他の皆さんは選べる食事でちょっと羨ましかったです。
締めはハーゲンダッツのミルクティー味。
ちなみにハーゲンダッツはアイスの中でもかなりシンプルな素材で作られていて、アイス好きの私も安心して食べられる物の一つです。他のアイスと比べてもケミカルな添加物が入っていません。 でも高いので普段は安いアイスを食べてちゃってますが。
食品添加物は使っていますか?
使用しておりますが、いずれも天然素材から抽出したものです。
よくあるご質問|よくあるご質問・お問い合わせ|ハーゲンダッツ ジャパン
まとめ
キャセイのビジネスクラスはとても快適でした。あー毎回ビジネスクラス乗れたらなーなんて夢を見ながら乗りました。またお得な運賃があったらぜひキャセイのビジネスクラス乗りたいです。
そして食事もANAのビジネスクラスのラクト・オボ・ベジタリアンに比べるとこちらの方がちゃんと作られている感がありました。ANAのビジネスクラスは一度往復しただけですが、メインがエコノミーと同じ(過去に乗った時に食べたエコノミーとまるっきり同じ)で、その他の付け合せもサラダというか、ただ野菜が置いてあるだけという感じで残念なものでした。
7万台だとちょっと高くて、マイル効率で考えると全然いけてないのですが、快適なキャセイのビジネスクラスに乗れて、満足です。ちなみにマイルは初めてブリティッシュエアウェイズに加算してみました。今回の4区間のフライトで4358 aviosが貯まりました。
ブリティッシュエアウェイズは4500 aviosから短距離の特典航空券が発券できるそうで、また今後こちらも挑戦してみたいと思っています。
ちなみに、行きは朝6時頃北京空港でチェックインしたんですが、カウンターのお姉さんは終始一言も言葉を発さずチェックインの処理をしてくれました。こちらがニーハオとか言っても無視。。。。もちろんラウンジの場所の説明もなし。
早朝で疲れてるのかもしれないけど、挨拶くらいは返してくれてもいいよね、という感じ。まぁこれが中国って感じではありますが。