【非常に疲れる昆明乗換】中国東方航空:北京ー昆明ーヤンゴン MU2035、MU2031搭乗記
中国国内での飛行機乗継
私の中国語がいまいちっていうのもあるのですが、どうも中国国内の乗継はいつも何かしらチャレンジが発生して疲れるのが私達のお決まりです。
中国東方航空は航空券が安いことが多く、上海に住んでいた時もたまに使っていました。北京ー上海ー日本という旅程も安いことも結構多いです。
また東方航空は日本の地方都市、札幌、新潟、金沢、静岡、広島等にも結構就航しているのでこれらの都市出身の方だと便利だと思います。ただやっぱり選択肢があれば大陸系の航空会社より、日系含めその他アジアの航空会社を選択しちゃいます。
個人的経験では、最後に上海乗継をしたのは数年前ですが浦東空港に着いてから国内線ー>国際線エリアに移動する際、いまいち案内がなくて、前の人に続いて進んで行く、何か暗い道で皆いまいち分からず何となく不安になりながら前へ進むという経験。
また数回乗った際に全て数時間運悪く遅延してしまったので、出来れば中国国内の乗継はしたくないという印象でした。
今回、昆明長水国際空港での乗継、結構日本人の方で乗換されている方のブログもあったので問題ないかなーと思い、大して詳しく調べずに行きました。
北京ー昆明 MU2035便
朝7時25分発というかなり早い便。まだちょっと暗い外。
北京ー昆明間は4時間とちょっと長めですが、席にはモニターはなく、上から出てくるモニターで中国語英語字幕付き映画がやってました。
今回も事前にベジタリアンミールを夫と私の2人分電話でお願いしてたんです。
が、今回も1人分しかないと言われ、というかベジタリアンミールもこちらからお願いしないと出てこなかった。。。ハラールミールもほとんど中同じなのでこれでどうですか?と言われたんですが夫は機嫌を損ねちゃったようでいらないですと。
フライトアテンダントの人は丁寧で、また申し訳なさそうにしてらしたので怒っても仕方ないよーと夫をなだめつつ。結局後からアテンダントの方が気を遣ってハラールミールを持って来てくれたので、夫はその中から何品か食べてました。
男の人には多いようですが、うちの夫はお腹が空くとイライラしちゃう(他人には良い顔しますが、私にだけイライラ風の態度)ので国内線と言えど4時間と長めの飛行機でイライラされるとこちらが面倒なのでとりあえず何か食べる物があって助かりました。
それにしても今回、東方航空、日本語語電話サポートもあるのでそちらで事前に2人分という事で頼んだのに。。。
まぁ東方航空だけじゃなくて結構な確率で特別食のリクエストが通ってない大陸系航空会社。中国の人は食事は大切って思ってるはずなんですが、なぜなのか??
昆明長水国際空港
昆明長水国際空港 - Wikipedia
まず昆明ってどこ?という方も多いかなと思いますが、中国の南方です。雲南省昆明市にある空港で2012年開港とのこと。
比較的新しい空港ですね。中国東方航空のハブ空港で、北京、上海、広州と共に乗継空港として検索に上がってくることも多いと思います。昆明からカトマンズやヤンゴン、シェムリアップ等などに行く便が出てます。
こんだけ国際線が多くて乗継客も多いなら案内も充実してるだろう!と思いきや、そうは問屋が卸さない。
国内線降りてから国際線乗継の案内がないんです。というか、案内はあるんですが国際線乗継エリア/カウンターが現在(2017年12月当時)稼働してなくて、案内板の通りにその場所に行くと、誰もいないカウンターだけ。
近くにいた国内線乗継のカウンターの人に聞くと、ここではチェックイン出来ないから上に行ってと言われました。近くにあったエスカレーターで1階上に行くと、また国際線乗継はこちら、という案内があったので行ってみるとドアが閉まってて誰もいない。。。
私達の後から来た人も迷ってて、どこに行けばいいのか分からない風でした。更にもう1階上がって、結局通常の出発階まで行き、普通に昆明空港から国際線に乗る人が手続きするカウンターで私達も手続きをする必要があったみたいです。
乗継カウンターやってないならそう案内板の上に書いておくとかどうにかしてくれよーと思ったけれども、こういうのが日常な中国です。もうこの時点で結構ウロウロ歩いててかなりやる気がなくなってた私達夫婦。
ミャンマービザ 紙の端が切れているのでチェックイン出来ない?!
空港内をグルグルしてやっと見つけたヤンゴン行きの便のカウンター。ヤンゴン行きチェックインをお願いし、パスポートを出すとビザを持っているか尋ねられ、事前にネットで申請したミャンマーのビザのコピーを手渡しました。
Myanmar eVisa (Official Government Website)
夫が印刷したのでそのビザの紙、上の方にエンブレム?というのかなイミグレーションのマークのような物があって、そこが半分程切れて印刷されてたんです。
ただ名前やパスポート番号、ミャンマービザであること、バーコード、承認番号等必要な内容は印刷されてました。↓の矢印のところらへんのマークの半分が切れてた感じ。
カウンターのスタッフがここが切れているから受付出来ないので、航空券は渡せませんと。
えーでも大切な中身部分はきちんと確認出来るし問題ないと思います、と言ったんですが頑として譲らず絶対だめだと。同じ階にビジネスセンターがあるのでここで再度印刷してきてくださいと。。。
空港内の端の方にあったビジネスセンターに行き、仕方なく受付のお姉さんのパソコンから自分のメールにログインさせて貰って再度印刷して、また逆の端の方にあるヤンゴン便のカウンターへ行き、航空券を貰いました。
昆明ーヤンゴン便への乗継時間は約2時間だったのですが、この時点で空港内をかなり行ったり来たりしていて、もうギリギリ。昆明空港でもセキュリティチェック、出国手続きをしなければならなかったのでちょっと小走りで急ぎました。
北京空港では使えるんですが自動化ゲートもここでは使えないと言われ、出国カードを書いてセキュリティエリア内に入って、急ぎ足でゲートに着いた頃には既に搭乗が始まってました。そんなこんなで昆明空港ではラウンジは行っておりません。
昆明ーヤンゴン MU2031便
昆明ーヤンゴンは2時間ほどと、北京からよりも短い距離です。
シートの色が変わった程度で特に前の便と何も変らない感じ。ただ前の列に座っていたグループの男性陣が通路を挟んで向かいの友人達ともずーーーっと話をしてて、それも窓側席の人が向かいの窓側席の人に話しかけるとかでかなり声が大きくてちょっと疲れました。。。
まとめ
中国国内の乗り継ぎはやはり一筋縄では行かない場合があり、これからはやはり北京から国際線で中国外で乗継したいなというところ。旅行前に疲れちゃうので。
中国東方航空、乗ってみてまぁ機体やシートは相変わらず以前と変わっていない印象だったのですが今回フライトアテンダントの方全般の印象が良かったです。中国のサービス全般においてサービスの向上が感じられますが、アテンダントさんも同様でした。
後はもうちょっと空港内の案内を効率良く、親切にしてほしいです。北京空港も国際線から国内線乗継の案内微妙な感じですし。。。
ちなみに、昆明空港カウンターでは紙の上が切れてるからだめと言われたビザをミャンマー入国時に出してみましたが何も言われず、問題なく入国できました。
まぁ中国ではきちんと正式なビザであるか確認のため見切れちゃっている紙はだめとかいうルールがあるのかもですが、とりあえずミャンマー側は大丈夫だった感じでした。いつも適当な中国でこんなに厳しくルールを指摘されるとは。でもその厳しさを空港の案内とかもっと違うところに使って欲しいな!
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