香港国際空港のキャセイパシフィックラウンジ比較:暇だったので全部行ってきました
2019年10月18日最終更新
香港のキャセイラウンジはスゴかった
香港のキャセイラウンジ、私が今まで行ったラウンジの中で一番好みでした。
特に広さ、食のバラエティ、デザイン、ベジタリアンの食事の選択肢の広さが良いです。
日本も国土が狭いですが、香港も島だし地価も高いのでそこは同じだと思います。
けれど私の行ったことのある成田、羽田どちらの国際線線ANAラウンジよりもキャセイのラウンジ(狭いラウンジもありましたが)の方が広ーく感じられました。
後は食事もキャセイの方が選択肢が多くて、食べることが好きな私はとても嬉しかったです。香港に住んでいたら毎回キャセイ/ワンワールド系を使いたくなってしまうと思います。ラウンジ使いたさに。
ファーストクラスラウンジにもやっと行ってきたのでお時間ある方はこちらもどうぞ。
香港 国際線キャセイビジネスクラス ラウンジ
今回北京―香港―台北の乗り継ぎ時に香港で4時間半程時間があったので、グルグル周ってビジネスクラスラウンジに全部行ってきました。
それぞれの位置関係はこんな感じ。
ビジネスクラスラウンジはThe pier(ピア)、The bridge(ブリッジ)、The deck(デッキ)、The wing(ウイング)と4つ。The cabin(キャビン)、The Arraival(アライバル)は閉鎖済みです。
唯一の到着ラウンジであったザ・アライバルは2018年11月5日で閉鎖しました。
2018年3月22日〜は新しいラウンジ「ザ・デッキ」がオープンしました。場所はゲート16の近く。朝5時半〜夜中0時半までの営業です。
キャセイパシフィック航空 香港国際空港の新ラウンジ「ザ・デッキ」を3月22日にオープン
ザ・デッキ ラウンジでゆっくりするために空港へ早く行こう!というキャセイの宣伝動画が作られてます。ラウンジ内の様子も出てます。
Make time for The Deck, the latest Cathay Pacific Lounge
ちょっと写真が見にくいんですが、台北で貰った香港乗継の案内にもそれぞれのラウンジの位置関係が書いてます。緑がラウンジ、赤がセキュリティチェックの場所。
やっぱりホームグラウンドは違うね!という香港のキャセイ ビジネスクラスラウンジをいつも通り私のしょぼい写真でご覧ください。美しい写真の方はキャセイのウェブサイトからどうぞ。
通常ラウンジは自分のゲートに近いところに行くのが普通かと。でも香港のキャセイラウンジはそれぞれに特徴があって、異なる趣きです。
ちょっと時間がある時はウェブサイトでそれぞれのラウンジがどんな感じか確認してからブラブラ行ってみると良いかと。
ちなみにファーストクラスのラウンジだとマッサージとかバスタブにつかれたりっていうのがあるようですが、私はビジネスクラスラウンジで十分だなと。
ゲート番号が小さい順からラウンジを紹介します。全部ターミナル1です。
ザ・ウイング
「ザ・ウィング」 | 空港ラウンジ | キャセイパシフィック航空
ウイングは天井が高くオープンな空間にあって、飛行機が行き交う様子が見られる「ロングバー」が特徴と言えるかと。
ヌードルバー、コーヒーバー、シャワーもあります。
「ザ・ウィング」 | 空港ラウンジ | キャセイパシフィック航空
結構混んでいたので写真はちょっと撮りづらく。こちらではハーゲンダッツのストロベリーアイスを頂きました。
上級会員ではなく、ビジネスクラスに乗る方で複数のラウンジに行きたいという場合には、受付で複数のラウンジに行きたいと伝えるとラウンジインビテーションにスタンプをそれぞれのラウンジで押して貰えます。
なぜかキャビン ラウンジではスキャンだけでスタンプなし。ラウンジ毎に対応が違うのか?ウイング ラウンジには最後に行ったのでキャビン以外のラウンジが全部押されてます。
でも普通にワンワールドの航空会社のビジネスクラス航空券を見せるだけでもラウンジに入れたので別にラウンジインビテーションはいらない気もしますがまぁ記念に。
ザ・デッキ
そのすぐ側にあるエスカレーターからラウンジへ向かいます。
キャセイのラウンジはみんな同じ基調ですが、こちらも落ち着いていて、ゆっくり出来る感じ。
遠くに船が見えます。お水も大陸にはないオシャレ感。
ベジタリアンヌードルはトマトベースでした。
シャワーもあり、あとよく分からないのですがリラックススペースとして大きめソファーが6つ並んで囲まれているスペースもあり。ラウンジ入って左奥が一番空いていました。
私がいたのは短い時間だったので全体の込具合は分かりませんが、16番ゲートは結構端の方なので比較的お客さんが少ないのかもです。
ただ!甘い物が数種類しかなくて、小さいコーナーだったことだけがちょっとマイナスポイントです。
ザ・キャビン
ザ・キャビン | 空港ラウンジ | キャセイパシフィック航空
ラウンジに入って、受付をして、左側に進むと食事やら飲み物やら置いてあるエリアがあるんですが、こちらの方は結構混んでいました。そのため写真も撮れず。
でも受付を背にして、右側の方に行くとこちらは食事類が置いていないからか、人が誰もおらず。静かな環境を求める方はこちらでも良いかと。
他ラウンジにもこういう一人がけの囲まれたカウチ?というか椅子?が多くありました。囲まれてると何か安心する気がします。
キャビンはヘルシーバーというスムージー、お茶、ジュースが飲めるところ、デリがあるのが特徴のよう。シャワーはなしです。
ザ・ブリッジ
ドーンと大きくサインがあるので見逃しにくいかと。
ザ・ブリッジ | 空港ラウンジ | キャセイパシフィック航空
時間帯にもよるんだと思いますが、ブリッジに私が行った時間はとても混み合っていて、写真をバシバシ撮れる感じではなく。
こちらもウイング程のオープン感はありませんがロングバー、ビストロ、ベーカリーがあります。
ヌードルバーがないので、麺を食べたい方は他に行く必要があるかと。でもパンや軽食等置いてあるので十分な品揃えではあります。こちらもシャワーもあります。
でも行った時間帯は混みすぎていてちょっと落ち着いて静かにという雰囲気ではなかったです。
ザ・ピア
「ザ・ピア」ビジネスクラスラウンジ | 空港ラウンジ | キャセイパシフィック航空
時間帯にもよるんだと思いますが午前〜昼にかけて私が行った時はこのピアが一番人が少なくて(広いから余計と思いますが)落ち着けました。
ただ地階なので、ウイングのようなオープン感はないです。担々麺で有名なヌードルバーも勿論あり。
私は見た目いまいちですがベジタリアンヌードルを。味は普通な感じでした。
食事もショーケースに並べられていて、スタッフにお願いして好きなだけ取って貰える形。
ベジマークもあり分かりやすくなってました。
一番私のテンションが上ったのが、ティーハウス。興奮しすぎたのか写真がブレすぎて何かわからない感じだったのでキャセイのウェブサイトから。
「ザ・ピア」ビジネスクラスラウンジ | 空港ラウンジ | キャセイパシフィック航空
全然この写真では見えないんですが、複数種類のお茶から選べるようになっていて、どれにしたらいいか迷ってお薦めを頂きました。
お茶と一緒に頂けるような甘いものも置いてありました。
左はヘルシーなジュース。左はGo with the flowと書いてて、体の巡りを良くするミックスのよう。ビートルート、人参、リンゴ等が入ってるみたいですね。
お茶、ヌードルバー共に何か頼むと、こういう音がなるアラームを貰います。
見た目同じでどちらがどちらかわからないと最初焦りましたが、ちゃんと表にどちらか書いてあった。。。。
シャワー
別に必要ないと言えばなかったんですが、北京空港が結構暑くてベトベトした感じになってしまったのでシャワーを浴びることに。
このピア ラウンジ、細長い作りで広くて、シャワーが一番奥の方にあって行き着くまでに何度かサイン確認して間違っていないか確認しちゃいました。
14室シャワー室があるそうで。私が行った時は音が全然せず、他は使っている様子もなく。暇な時間帯だったみたいですね。
大きな空間ではないけれど、必要な物が十分揃っている印象。清潔でした。
私ブランドに疎いんですが、シャンプー、石鹸やローション等はイソップというところの物でした。オーストラリアのブランドで、結構なお値段がすることを後から知ってちょっとびっくり。
空港でシャワーを浴びると、すごくすっきりして元気が回復する気がします。なぜでしょうか。
まとめ : おすすめは?
シャワーがあるのはザ・ウイング、ザ・ピア、ザ・ブリッジ、ザ・デッキ(そしてアライバル)
ヌードルバーがあるのは:ザ・ウイング、ザ・ピア、ザ・デッキ
私個人としては、ザ・ピアが一番好みでした。
でも空港が広いので、結局はやはり自分の出発ゲートに近いところが一番かなと思います。
搭乗時間ギリギリまでゆっくり出来ますので。今回私はかなーり歩いて疲れました。
ちなみに私は利用しなかったのですが、ピアの一番奥にはリラクゼーションエリアというちょっと横になって仮眠が出来るような場所があるようです。
「ザ・ピア」ビジネスクラスラウンジ | 空港ラウンジ | キャセイパシフィック航空
食事の選択肢はどのラウンジも本当に豊富で、ちょっと食べたい人もガッツリ食べたい人も満足出来る感じ。
ハーゲンダッツのアイスも言わないと貰えないですけど複数食べたい人は食べられるだろうし、太っ腹だなー、キャセイ。
また中華圏なのでお茶を頂ける場所があるのもポイント高いと思います。勿論、コーヒーバーではコーヒーも入れて貰えます。
またそれぞれのラウンジの複数箇所にセルフサービスでお茶やコーヒーを入れられる場所もあります。
ちなみにブリッジ ラウンジの付近にこういう表示がありますが、ここを下に進むと空港内で乗れる連絡シャトル(地下)に乗れるようになっています。私は途中のラウンジにも寄りたかったから全行程歩いてたんですがかなり疲れました。
これはAPM(Automated People Mover)という名前だそう。オートメーテッド ピ―ポー ムーバー。そのままですが自動運転で人を運ぶ乗り物ということかと。
シャトル乗り場