中国:Google翻訳、Googleマップを中国で使う方法(使用時はVPN不要)
日本に帰ると色々なGoogleのサービスがVPNなしでスマホで使えてちょっとびっくりしますが、中国は未だGoogle関連のサービスはVPNなしでは使用出来ないです。
Googleが中国に戻ってくるという話は過去何度もニュースに出ていますが、とりあえず2018年10月時点では残念ながらまだ戻ってきておらず。中国でVPNは必須です。
VPNが必要な方はこちらから。
Google 翻訳
ところが最近Google翻訳だけはVPNがなくとも使えるようになりました。なぜか。これをGoogleが中国に戻ってくる予兆だなんて書いてあるニュースもありましたが、どうかな。
ただアンドロイドにGoogle翻訳のアプリを入れたい場合にはVPNを通してGoogle playに接続しないといけませんが。iPhoneの場合にはitunesからダウンロード出来ます。
現状中国語―日本語のカメラで写して翻訳というのと、中国語/日本語の音声はどうも少なくともアンドロイドの方は対応していないようですが、中国語/英語だとカメラで写してそれを中国語に訳して表示、そして音声での発音もしてくれます。
ネットに繋がっている状態であれば百度よりも使いやすいと思う方もいるかと。Google翻訳を起動しておいたままにしておくと、SMSも翻訳出来るようになっていました。
Google マップ
ただGoogle mapsアプリの方は、今もVPNがないと接続はできません。
でも、例えば日本から中国に旅行や出張に来る方は使いたいエリアの地図を検索して、その場所を拡大してお店や建物の名前が確認出来るくらいまで拡大しておくと、キャッシュが残っているので中国に来てもVPNなしでGoogle 地図が使えます。
キャッシュが残った状態だと、ネットに繋がっていないスマホでもGoogle Mapsをオフラインで使えるので例えば旅行に行く前にその周辺をGoogle Mapsで検索、拡大しておけば旅行中にも地図が使えます。またGPSをオンにしておけばオフラインの状態で現在地も確認可能。
ちなみに特定の都市ではマップを事前にダウンロードしておくことも出来るので別に事前に検索しておくこともないんですが、現時点で北京はこの丸ごと地図をダウンロード出来る都市には入っていないよう。
また、この記事にもありますがある程度地図を拡大しておいて検索部分に「ok maps」と入れるとその部分の地図がダウンロードされます。アンドロイドも同じです。
2018年10月時点でGoogleマップアプリは使えないのですが、ウェブサイト上でGoogleマップを見ると中国からも接続出来るようになってます。ただいつまで続くか不明です。google.com、google.co.jpではなくgoogle.cnのアドレスで接続する必要があります。
Googleが中国に戻ってくる日は来るんでしょうか。