【専業主婦】デルタゴールドAMEX・ANA SFCカード・SPG AMEXは発行出来るか?

f:id:trvlr:20170923104135j:plain

主婦がSFC VISA一般、SPG AMEX、デルタAMEXカードを発行できるのか?

結論を言ってしまいますと、答えはイエスです。専業主婦でもANA SFC 三井住友一般カード、SPG アメックス、デルタゴールドアメックス全て問題なく発行出来ました。

 

私自身、専業主婦の身分でそれぞれのカードに申込させて頂き、無事取得出来ました。

まず初めに申し込んだのがデルタ スカイマイルゴールド AMEX

www.americanexpress.com

このカードは保有するだけでデルタのゴールド会員資格が得られます。デルタのマイレージプログラム、スカイマイル平会員の何のステータスもない私がこのカードを持つだけでゴールド会員になれてしまうわけです。

 

年会費が26,000円+消費税なので高いです。ただ特にスカイチーム(デルタ、中国東方、南方、ベトナム航空等)の飛行機によく乗るが、上級会員になれる程ではないという方は持っていると便利だと思います。中国系の航空会社は出来るだけ避けたいなと思っていても、やはり中国に縁がある方だと東方航空、南方航空に乗る機会は結構あると思います。特に中国国内。

 

特典はどこの航空会社も同じような感じですが、デルタのゴールドは:

  • 専用カウンターでの優先チェックイン
  • デルタ及びスカイチームのラウンジ利用+同伴者1名
  • 優先搭乗
  • 預入手荷物優先(早くターンテーブルに出てくる)
  • 入会後ボーナスマイル及び6ヶ月以内のデルタ航空のフライト搭乗でマイル

個人的に中国国内で特に有効だと思うのは優先チェックイン、優先搭乗です。特に中国国内線に乗る際にカウンターに行くとびっくりするくらい混雑している事があるので優先カウンターでチェックイン出来るのは助かります。

 

また、やたら荷物を持っている人が多かったり、後ろに待っている人がいても通路から避けずに黙々と荷物を上に上げている人がいたりすること(悪気はないと思うのですが気付いてない)、優先搭乗してささっと先に中に入ってしまうとスムーズです。

 

また、ラウンジは長時間のトランジット時に役立ちます。ちなみに北京空港にもスカイチームのラウンジがあり、まだ個人的に行った事がないのですがレビューを見る限り、北京空港で一番良いラウンジだと思います。

 

www.dekoboko-world.com


 

デルタ以外、LCCでもどこでも日本国内の飛行機に乗って申請すると1区間500マイルが貰える絶賛実施中キャンペーン、平会員の場合通常10フライトまで申請可ですが、ゴールド会員の場合には40フライトまで申請可となります。

ja.delta.com

 

専業主婦、アメリカンエクスプレスカード初めての申込でしたが、問題なく発行されました。このカードの申込をしたのは、SFCカード取得への布石でもありました。

アメリカンエクスプレスカードを申込するその前に: 

ちなみに、アメリカンエクスプレスカードは自分から自分の紹介、家族から紹介も出来るので自分で既に他のアメリカンエクスプレスカードを持っている、家族が持っている場合には紹介をしてそのポイントを貰った方が断然お得です。普通に入会する際の入会ボーナスに加え、紹介する人、される人+でポイントが貰えます。

www.americanexpress.com

公式サイトにログインして、お友達を紹介というところから紹介可能です。もしどうしても誰もいない&初めてのアメックスカード申込という場合には、ご連絡頂ければブログ繋がりとして当方からご連絡させて頂くことも可能です。→の問い合わせフォームからご連絡ください。もしくはコメント欄でも(承認制なのでコメントは公開されません)。

 

スーパーフライヤーズカードを手に入れるまで

www.ana.co.jp

マイルを貯めている方には紹介するまでもございませんが、ANA上級会員になると申込が出来るスーパーフライヤーズカード(SFCカード)。出張が多い仕事をされているパートナーがいる場合には、出張でマイル/プレミアムポイントが貯まって上級会員になり、家族もSFC家族会員カードを持っているという方もおられるでしょう。

 

私の場合には、夫は出張はほとんどなし。そしてマイルも飛行機も大して興味なし。旅行は好きだが、飛行機は好きではなく、最小限しか乗りたくないという感じなので航空 会社の上級会員なんて全く考えたこともありませんでした。

 

ただお休みが比較的長く取れる職業なので、安い旅行ばかりですがそこそこ回数は行っています。ただ以前はその時々一番安い航空券を予約して購入していて、特に航空会社にこだわりはありませんでした。

 

ある年、ヨーロッパ数か国に行く旅行とアメリカに行く旅行の予定、そしてアジアの小旅行X2の予定がありました。そのため思い立って全てスターアライアンス系でまとめて、プラスアフファでANAに乗り、プラチナ会員になってみようと思いました。

デルタゴールドからユナイテッドゴールドへステータスマッチ

その時既にデルタゴールドアメックスを持っておりましたので、デルタのゴールド会員を元にユナイテッド航空会社のステータスマッチにてユナイテッド航空のゴールド(90日限定、ユナイテッドに乗って条件を達成すれば延長)を貰いました。

 

ステータスマッチはとても簡単。日本語で説明がされている公式サイトは↓から。

https://www.united.com/web/ja-JP/apps/mileageplus/promotions/registrationDetails.aspx?promoCode=TB8230

 

必要な内容

  • マイレージプラス会員番号
  • 氏名、郵送先の住所、Eメールアドレス
  • 最新のマイル明細書またはご利用のフリークエントフライヤープログラムの2017年会員カードのコピー1部。コピーには、お客様の資格の有効期限日を含め、現在のエリート資格が明確に表示されている必要があります。(デジタル・フリークエントフライヤープログラム会員カードの多くには有効期間がありませんのでご注意ください)

 

オンラインで申請は完了します。私の場合、数日でメールが来て、ユナイテッド航空の期間限定ゴールドの資格が貰えました。尚、デルタ航空は上級会員であってもプラスチックカードは発行されないので、デルタのアプリから確認出来るデジタルのカード(期限の記載あり)を添付しました。

 

このステータスマッチをしたので、スターアライアンス系に乗る際には90日間だけではありますが、ゴールド会員の特典が享受出来、ANAに乗る際にもラウンジの使用や預入荷物のゴールドタグが付けて貰えます。そのためANAの上級会員になるためにスターアライアンス系に乗る旅行/修行の際にもこの資格が利用出来て、楽々マイル/プレミアムポイントが貯められちゃうということです。

 

この特典で一番活躍したのはラウンジの利用でした。ラウンジは同伴者一名可能なため、夫も一緒にラウンジに入れました。ユナイテッドを使用してアメリカに行った際に、どうしても乗継が悪く、6時間程の長いトランジット時間となってしまったのですがラウンジで休むことが出来て助かりました。

 

ちなみに、ユナイテッド航空のゴールド特典を利用しつつ、でもマイルはANAに付けるという事は可能です。といいますか、ANAの上級会員になるためにはANAにマイルを付けなければならないので、当たり前だろ、というところですがマイル初心者の私は実際にするまでちょっと半信半疑でした。

 

ただ、カウンターでゴールド会員の特典を使用すべく、ユナイテッドのゴールドカード(アプリ上)を見せると、こちらにマイルを付けるように設定される/してくださるので、都度「ANAにマイルをお願いします」と伝える必要があるので結構面倒くさかったです。特に中国国内出発の際には結構説明に手こずりました。

 

ユナイテッド航空のゴールド資格を持っていても、ANAでは平会員であったので、ANAのマイレージ会員番号を航空券に紐付けて貰うとスターアライアンスゴールドのマーク(*G)は航空券に印字されません。けれども私が聞いたカウンターのスタッフ及びラウンジではユナイテッドのゴールドカードを見せてラウンジに入ることは可能でした。

 

でもその説明が毎回必要で面倒だったので、今後は余程の理由がない限りはしないと思います。

一般カードをまず申込、そしてSFCカード 

専業主婦でもそうではなくとも、基本的にはANAの一般カードやゴールドカードをまず申請、ある程度の期間保有しておいて、SFCカードに切り替えるというのが鉄板のようですが、私もそうしました。三井住友のANA VISA一般カードを申込しておき、半年以上経ってから(一年未満の状態)、SFCカードに申込しました。

 

本当はゴールドカードの方がマイル還元率は良いというか、三井住友のマイ・ペイすリボという制度を利用すると、実際には毎月一括払いで返したとしても年会費の割引があるので、SFC一般とゴールドの差がマイルを移行する際の費用は余り変わらなくなってしまうのですが、専業主婦の身分でゴールドの申請は流石に通らないと思い、一般で。

 

www.smbc-card.com

 

一般SFCカードも年会費が11,070円なので安くもないんです。そのため一般カードよりも審査が厳しく、「切り替え」であっても落とされるなんてこともあるとネットで見てビクビクしていましたが、問題なく切り替えられました。

 

ちなみにあまり利用していないこともあり、未だに利用可能額は20万円なので航空券を買うとすぐに枠がなくなってしまうのですが、主婦での発行なので仕方ないと思います。どうしても枠が必要な時は、三井住友カードに電話して、引き落とし日前に銀行振り込みをして枠を開けてもらうか、後は一時的に枠を上げてもらうかですね。

 

SPG(スターウッドプリファード) AMEXカード

www.americanexpress.com


このカードもマイルを貯めている方には有名なカードです。かなり詳しくブログに書いていらっしゃる方がたくさんいるので、私は簡単なところだけで。

 

このカードの良いところは、カード利用で貯められるスターポイントは複数の航空会社のマイレージに交換でききるところです。有名どころだとANA、アメリカン、ブリティッシュ・エアウェイズ、デルタ、エミレーツ、ハワイアン航空、JAL、シンガポール航空、タイ航空、ユナイテッド航空等々。

 

一つの航空会社のマイレージのみ貯めていると、そのマイレージプログラムが改悪されてしまった場合に大きなリスクとなり得ますが、スターポイントは複数の航空会社のマイルに交換出来て、使い勝手が良いためにマイルを貯めている方たちに愛用されています。

 

ポイントの使い勝手の他に、SPG/マリオットのゴールドステータスも付いてくるお得なカードですが、これまた年会費が31,000円+消費税です。一泊3万円もするホテルなんてめったに泊まりません。これで元取れるのか?と色々考えましたが申込してしまいました。

 

金曜に申込して、翌月曜にSPGゴールドになったというメールが来て、その週にカードが届くというかなり早いプロセスでした。

 

結果は?というところですが、今のところたまにマリオット系に泊まっており、特典を享受しているので上々だと思います。ただマリオット系列が安いわけでもないので以前泊まっていた価格帯よりは現在の方がお金は使っていますが、その分レイトチェックアウトやラウンジの使用、朝食無料等で良い思いをさせてもらっていると思っています。

 

マリオットの場合、ゴールドステータスを得るためには年間50泊せねばならず、出張がほとんどない仕事な夫には到底無理な宿泊数です。つまりかなり上客な方のみゴールドになれるということです。

 

また更新時にSPGホテルに1泊無料で宿泊出来ますがSPGとマリオットが合併して、会社の今後の行方、そしてカードもどうなるか気になるところです。

 

年会費がもっと安かったらなーとは思うところではありますが、マイルを貯めている方、マリオット、SPG系にそこそこ泊まる方もしくは、今後泊まりたい方であれば十分に元は取れると思います。

 

こちらもアメックスなので自分からの紹介または友人、家族からの紹介で+でポイントの獲得が可能です。

SFC家族カード 外国人配偶者発行

これも可能でした。私が主婦として本SFCカード発行をしている状態で家族カードとして夫分の申請、発行をして貰いました。家族カードは基本審査はないということで(場合にもよると思いますが)夫の家族カードの場合にも夫の書類等は提出の必要なく、SFC家族カードの申込書のみの発送で完了しました。

まとめ

実はさすがにクレジットカードの年会費が重くのしかかってきてしまい、デルタアメックスは解約してしまいました。(ちなみにデルタアメックスに関しては、解約をするとゴールド資格も消失と書いてあったのですが、私の場合にはそのカレンダーイヤー内は有効でした。)

 

夫は夫の方で別の年会費がかかるカードを持っているので二人で合算すると一年に10万近く年会費を支払っていて、庶民には結構痛手なのですがやはりそれを上回る特典があるので支払いを続けている感じです。

 

ただそれがどうしても必要な内容かと言われると微妙なところですが、優先チェックインカウンターやラウンジは一度使ってしまうとどうも抜け出せなくなってしまうんですよね。。。

 

また、超個人的雑感ですがクレジットカードのボーナスポイント事情はアメリカの方がかなり恵まれていて、また対年会費に占める特典も日本よりも充実している実感です。個人的にはもうちょっとアメリカのクレジットカード事情を勉強して重複する内容については随時いずれかをキャンセル、または別のカードを申込していこうかなと思っています。