ミャンマー国内線:マンヤダナーポン航空、Air KBZ 購入から搭乗まで、そして航空券変更の方法

ミャンマー国内線の飛行機に乗る

年末ミャンマー旅行に行ってきました。ミャンマー国内をヤンゴン→インレー湖→バガン→ヤンゴンと周るにあたって、利用出来る交通機関は主にバスと飛行機があります。

今回は時間の効率を考えて全行程飛行機で移動しました。

初めに個人的感想を言っておきますと、中国国内の国内線よりもかなり快適でした。

アテンダントさんも物腰が柔らかいし、英語で対応してくれるし、1時間に満たない短距離でも軽食が出るし、文句なしです。

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ミャンマー国内線の予約

ネットで色々調べてみると、とりあえずそれぞれの航空会社のインターネットでの予約で問題ないという意見と、頻繁に時間が変わったり、欠航したりするので旅行代理店を通した方が良いといういう意見がありました。

私の場合には、航空会社のウェブサイトで直接予約をしました。結果的にはラッキーだったのかもしれませんが、全く問題はなかったです。 

偶然同じような時期にミャンマーに行った友人の家族はサラトラベルさんを通して航空券を予約したと言っていました。

もし時間の変更があったり、欠航があったりした時に言語の心配がある、交渉が苦手なんて方はやはり旅行代理店を通した方が安心感はあると思います。

うちは夫が倹約家(ケチ)なのと、12月末のピーク時でチケットも一区間100USD程で結構高く、手間がかかっても安い方が、というところで直接予約にしました。

www.sara-tour.com

フライト時間の確認&検索

2017年年末旅行時及び2018年2月にこれを書いている時点では、ミャンマー国内線は大きな旅行会社では扱っていないのか、スカイスキャナーやGoogle flightsではフライトが検索出来ない、全時刻が出てこないです。 

↑のサラトラベルさんにて日本語で時刻表が記載されているのでこちらを見ればOKと思います。

私の場合は↓のFlymaというウェブサイトで出発地、行き先と日にちで検索をして、就航している航空会社のウェブサイトで直接予約をしました。

このFlymya.comというウェブサイト/会社は実際に乗ったミャンマー国内線の航空券にも広告が出ていたので知名度は高そうです。

flymya.com

ミャンマー国内線は2地点の単純往復ではなく、ぐるっと周遊して飛んでいるので、パット見はヤンゴンからインレー行きであっても実際にはヤンゴンーバガンーインレー等経由地がある場合もあります。

距離的には大した違いはない場合が多いですが、時間の節約のためには予約時に経由地があるルートであるか、直行であるか確認した方が良いです。

航空会社のウェブサイトでチケット購入

tokuhain.arukikata.co.jp

サラトラベルを経営している方が書いている記事、旅行前に読んで参考にさせて頂きました。 

スケジュールの関係から今回マンヤダナーポン航空とAir KBZに乗りました。

マンヤンダナーポン航空(英語): https://www.airmyp.com/en

Air KBZ(英語): http://www.airkbz.com/

どちらもクレジットカード払いで、購入後メールが送られて来てという通常よくある航空会社の購入方法でした。

ちょっとウェブサイトの作りが簡素なので日本の航空会社等に比べて使いづらさはあるかもしれませんが、特に購入に関して問題も発生しませんでした。メールも購入後すぐ届きました。 

値段が違うのかは確認していませんが、料金設定は外国人向けとミャンマーの方向けの設定がありました。もちろん私達は外国人向け料金を選択。 

ヤンゴンーインレ湖ーーバガンーヤンゴンと飛ぶ

マンヤンダナーポン航空 ヤンゴン(RGN)ーインレー湖(ヘーホー空港 HEH) 7Y-671

ヤンゴンは国内線、国際線ターミナルが隣り合っていて行き来が可能になっています。空港は大きくないので歩いて隣のターミナルまで行くことが出来ます。私たちは利用しませんでしたがターミナル間シャトルバスも出ているようです。

国内線はターミナル3です。

ターミナルは新しくて、綺麗でした。航空券は今時ちょっと珍しいですが紙の乗客名簿で確認、航空券上に手書きで名前が書いてもらう形式でした。その他の国内線も全部航空券は手書きでした。

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↑で書いたFlyma.comの広告がここに。

ゲートは航空会社によってある程度決まっているようでした。最初に問題ないと書いたのですが、このフライト1時間程遅れました。

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でも個人的には1時間位なら問題ないかなと思います。ただ「Delayed」と電光掲示板に書いてあったのですが、変更後いつ実際に出発するかは書いておらず時間になってもアナウンスもなかったのでゲート近くで待っている人はそわそわしていました。

私達もよく分からなかったのでゲートにいるスタッフに聞いて、時間を確認しました。

沖止めの飛行機であったのでバスで移動しました。ミャンマーでは広く日本や韓国の中古車が使われているようで、飛行機に乗る際に使われていたバスも元日本の路線バスでした。

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約50分程のフライトで短めです。

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右側がベジタリアンミール

フライト予約時に可能であればベジタリアンミール希望と記載しておいたら、最初に普通のミールが配られましたが、その後すぐに「ベジタリアンミールご希望でしたね」とベジタリアンミールに変更してくれました。

どちらも甘いケーキやパンでしたが短い距離なのにベジタリアンミールも用意しているとはすごいです。

Air KBZ インレー湖(ヘーホー HEH)ーバガン(ニャンウー NYU)  K7 264

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またまた紙の航空券。シートは自由席でした。

 

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ヘーホー空港はとても小さかったです。なぜか乗る前にイミグレーションと書いてあるところでパスポートのチェックがあり。電光掲示板もなく、搭乗時間になると係の人が小さい紙やサインを持って英語とビルマ語で案内をしてくれるシステム。

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短い区間でしたが甘いパンが軽食として出ました。バガン着いて、こちらも沖止めだったのでバスで空港へ移動。

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Air KBZ バガン(ニャンウー NYU) ー ヤンゴン(RGN) K7 235

ニャンウー空港もとても小さいです。ゲートがAエリア、Bエリアに分かれていてカウンターでチェックイン(これも手書き)時に係員の人が案内してくれます。

私達はゲートBへ。これまた電光掲示板もないし、XXXの路線はここから、なんてのも表示がないのでいつボーディング開始となるかいまいち分からない感じ。

ちょっと不安になって途中係員の人に聞いてみたら、後5分でボーディング始まりますよ、ということで一安心。

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こちらも沖止めで徒歩移動。

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特に何も問題なく、スムーズな運航でした。

Air KBZ フライト時間の変更

ヘーホー空港からニャンウーへ移動する飛行機は当初夕方発のフライトを予約していたのですが、予定がちょっと変更となったため朝の便に変えたいなと思いました。

Air KBZのウェブサイトで航空券を購入したので変更も可能かなと見てみましたが見当たらず。 

よくある質問には電話で変更が可能か聞いてくださいとの記載。

If you would like to change the flight route, the date of the flight or the class of service, please contact Air KBZ ph: 095 1 9670014 - 20  ex: 200-206  as soon as possible. Changes will be made depending on the type of ticket that was purchased and the seat availability. According to ticket regulations, you may be required to pay an additional fee for any ticket changes.

ヤンゴン空港でSIMを買っていたのでこちらの電話番号からAir KBZへ電話してみました。「09519670014 - 20]という番号がどういう意味かわからなかったんですが、これは09519670014、09519670015、09519670016〜09519670020という番号まで電話可能ということのようでした。

こちらの電波が悪かったのか、それともあちらの電波?が悪かったのか分からないのですが何度も電波が途切れ、5−6回かけ直しました。

とりあえず英語で受け付けて貰って、最終的には自分の名前、航空券番号、予約したフライトと変更したフライトの確認そしてメールアドレスの連絡をして、全て電話で私と夫の航空券変更が終了しました。

電話だけで意外と簡単に変更してもらったので本当に大丈夫か?と思ったのですが確認メールが程なくして届いて、空港に朝着いた際にもきちんと私達の名前が変更後のフライト名簿にあったので問題ありませんでした。

予約クラスによって差額が出るのかな?とかも考えてましたが特に何も聞かれず、言われず、その変更については差額なしで変更してもらえました。

まとめ

国内線はミャンマー旅行のピーク期間中だったこともあり、各区間100USD前後と結構なお値段でした。それもあってか乗客は旅行中の外国人と見た感じで分かる人が主でした。

私達は旅行中時間が限られていたため、全て飛行機を使用しました。ミャンマーの国内線は。。。。というような記事をチラホラ見たのでちょっと心配していたのですが、ほとんど大きな遅延もなく、問題ありませんでした。

旅で出会ったミャンマーの人は皆とても人懐っこい人達で、サービスも笑顔で、でも押し付けがまくなくて、フライトアテンダントの方もそれに違わず快適なサービスでございました。

ただ飛行機は皆プロペラ、小さめの飛行機なので天気が悪い日は結構揺れるかもですね。そういうのが苦手な方/時間に余裕がある方はかなりお安いのでバスという選択肢を検討するのもありかと思います。

ちなみに、機内食はなぜかほとんど全て甘い食べ物でした。ミャンマーは甘いものが好まれるのか。。。?